2011年12月31日

NHKスペシャル「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズ」

大晦日に再放送してた番組。
アメリカでは、こんなものの比ではないほど特集を組まれ、たくさんの番組が流されており、ネットでも見れるんだけど・・・・、正直それほど私は興味無くて観てませんでした。

これもたまたま空いてる時間に観たもの。

少なくとも全部知っている内容でした。しかも、ずいぶんと綺麗に上っ面で纏め上げている事。う~む。

まあ、故人悪く言うのもどうかと思いますが、いい面と悪い面の両面で突き抜けていたからこその才人な訳でジョブスの魅力を充分に伝え切れてはいない番組でした。物足りない!!

アイデア自体は、誰でも持つし、ジョブス以上に優れたアイデアマンは無数にいたでしょうが、それを実際に形にしたのは、限られた一部の人だけですね。まさに天才か、狂人かってね。

彼の部下が猛烈且つ、非常識的過ぎる過酷な試練の中で、どれほど彼の下を離れていったのか・・・・。『一将功成りて万骨枯る』これを忘れてはいけないでしょう。今時のゆとりやNHKの人には、実感が湧かないんでしょうけど。

ダイエーの中内功氏とか、日本でもたくさんいるじゃないですか?ユニクロの柳井氏とかさ、それ系でしょ。世界を変えたとまでは言えないでしょうが、日本の生活を変えたのは事実でしょう。

ただ、本人はあれほど束縛を嫌い、自由且つ革新的なものを求めていたのに、APPLEの世界は何故あれほどまでに管理された限定空間でのユートピアを求めようとするのか? iPhoneアプリの開発環境やjailbreakの件です。

自由は、ジョブスの考えた完璧な世界秩序を壊すからとしか凡人の私には想像出来ないんですけどね。リーダーは得てして独善的な一面を持つものだし、そうでなければ、新しいものを生み出していくのは、難しいのも事実だとは思うのですが・・・。

どうしても、APPLEを好きにはなれない。iPhoneを驚愕し、感動し、今もANDROID端末以上に使用しているものの、でも、この束縛間が半端なく嫌なんだよね。

でも、私が高校生の時(?)に憧れだったHP200LXだったっけ?結局、一度も買わないままでしたけど、あれでやりたかったものが何でも出来て、しかもそれ以上の事が出来る。それが私にとってのiPhoneの第一印象でしたね。

まあ、実際はそれ以上でユビキタスとかどうとか、口先だけの概念だけではなく、実感としてネットの世界とリアルの世界を繋ぐこれ以上のデバイスはないでしょう。後は、脳内に電極ブッコムあれですね。

既に懐かしいサイバーパンクの世界です♪

チップでも埋め込んで、リモートでアクセスすればいいんでしょうが、ウィルス混入させたら、マジ脳みそ焼き切れて、簡単にオーバードーズするか、支配されてしまいそう。

余談が過ぎますか・・・。
しかし、この番組で得た教訓、つ~か再確認した事だけど、諦めずに最後までやり抜くこと、これこそが非凡である為の絶対必要条件なのかと思った!

何度失敗しても、何度挫折して、撤退しても、病的な執念を持って実現への努力を惜しみなく注ぎ込むこと。これが出来る人は、成功するかどうかはそれでも別問題なのだけれど、只者ではないだろうし、成功に一番近い人だと信じます。

この番組を見ていて思ったのですが、ウィキリークスのジュリア・アサンジとも非常に共通点あるんだね。
時代的な背景や、反体制的で革新を望み、自分が凄い奴で世界を変えることができると本当に心底から信じて、その為に自分の全精力を注ぎ込める人物。

方向性が違うだけで、評価は全然違うのですが・・・・。紙一重のような気がしないでもない。

でも、やりたい事がある以上、それを実現する為に全力を尽くすべきだね。
日常の瑣末な事柄に捉われて、自分の大きな目標を忘れていた事に気付きました!

やるべきことをやらねば!
posted by alice-room at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする
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