【以下、AFPより転載】う~む、冗談でウィキリークスの本、読んだ時にノーベル平和賞とか書いてたけど、本気で考えている人もいるわけだ。
米外交公電などを公表した内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」を2011年ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)候補に推薦したと、ノルウェーの国会議員が2日、発表した。民主主義国家も含む世界の透明性を測る基準を提供したことを、推薦理由としている。
ノルウェーの連立与党の一角を占める左派社会党(SV)のスノーレ・バーレン(Snorre Valen)議員はブログで、「(中国の民主活動家の)劉暁波(Liu Xiaobo)氏は、中国国内での人権、民主主義、言論の自由との戦いによって、前年のノーベル平和賞を受賞した」と指摘。「同様にウィキリークスも、そうした価値観のための世界規模の戦いに貢献した。その方法は、腐敗や戦争犯罪、拷問などの暴露で、これらは時にノルウェーの同盟国によってさえ実行されていた」と、暗に米国を批判した。
またバーレン議員は、先日起きたチュニジアのジャスミン革命(Jasmine Revolution)にもウィキリークスが影響したと述べ、「チュニジアの大統領一族による国有財産の横領などを暴露したことで、ウィキリークスは24年間続いた強権体制の打倒に小さな貢献を果たした」と記している。
実際は難しいだろうけどね。
でもそれに匹敵するぐらいの影響力があったことも事実。
アウンサン・スーチー氏よりも大きな意味で、世界に与える影響は大きいと思う。
しかし・・・う~ん・・・。
ブログ内関連記事
「全貌ウィキリークス」マルセル・ローゼンバッハ、ホルガー・シュタルク 早川書房
日本政府、情報機関を準備か 豪紙入手の米外交公電
ウィキリークス、市民を監視する「スパイ文書」を公開