2005年03月11日

「ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く」 覚書

アンク十字: ank
古代エジプトの神聖文字ヒエログリフで「生命」を意味する。輪の部分は、サンダルのひも、またはペニスの包皮を象徴すると考えられている。また、女性の生殖器を表すという説もある。別名、エジプト十字、コプト十字。

アスモデウス:
ソロモンの神殿建設に力を貸したといわれる伝説の精霊(魔神、鬼)。レンヌのマグダラのマリア教会の扉の内側に描かれていて、シオン修道会の証拠資料となる秘密文書を守る"鬼形の守護神"だとされる。

黒い聖母:
黒い聖母のイメージには特に豊穣と癒しの分野において非常に強力な霊力があると信じられ、偉大な知識の宝庫でも有り、魔術と密接に結びついているとされる。論理的な説明として、黒い聖母の聖堂のほとんどの場所が古代異教徒の土地にあることから、古代の女神崇拝をキリスト教が取り込んだ過程によると言われる。

ニケーア公会議:イエスの神性を認めないアリウス派を異端として排除し、「父なる神、子なる神、精霊なる神」の三位一体を正統として公文化した。

サン・シュルピス(教会):
メロビング朝時代、サン=ジェルマン=デ=プレ大修道院の敷地に建てられ、6世紀のブールジュの大司教、聖シュルピスに捧げられている。シオン修道会の文書によれば、この教会は古い異教のイシス神殿の跡地に建てられているという。その後、1646年にサン・シュルピス神学校に奉仕し、ノートル=ダム大聖堂に対抗するために拡張工事を行ってきた。なお、ボードレール、マルキ・ド・サドもこの教会で洗礼を受けている。

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posted by alice-room at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録A】 | 更新情報をチェックする
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