アートゲノム第28回~「モナ・リザ」ブームに探る名画へのアプローチ術 記事
実際に、この記事でも触れられている「モナ・リザは高脂血症だった」(篠田達明著、新潮社)の中身見たけど、あまり私的に興味ひく内容ではなかったけどなあ~。ダ・ヴィンチ・コードだって、あの表紙がネックで読もうか読むまいかをずっと迷っていたくらいなのに・・・。名画というものでも好きでない作品はたくさんありますが、モナ・リザはその最たるものだったりする。
なんでみんな、そんなに好きなんだろう?少なくとも美女だとは思わないし、ダ・ヴィンチ自体も暗いので有名だったように、どの絵を見ても明るさや優しさというのが感じられないですが・・・。おばちゃんの絵にしか見えないしさあ。みんな好きみたいだよねぇ~。ルーブル美術館行った時にもモナ・リザとボティッチェリのビーナスの誕生にだけ、人だかりが出来てた。それに他の作品には、すっごく有名で高そうな作品でもガラスとはついてないのが普通なのに、モナ・リザにはしっかりガラスがあったんだよね。完全に特別待遇だったのは印象的だったなあ~。
ダ・ヴィンチがずっと持ち歩いたから、きっと傑作ですごい作品ということらしいが、納得いかないんだよね。微笑だけとっても、絶対にオフィーリアの方が、吸い込まれるような、まさに白痴美とでも言えそうな、狂気による究極の純粋さの化身として優れていると思うんだけどなあ。テート・ギャラリーは雰囲気も良かったし、あそこの入口近くのパブもなかなかこじゃれてて良かったし、ビールを軽く飲んでほろ酔い気分で眺めるオフィーリアは、最高だったのに・・・。
サライ(ダ・ヴィンチのお小姓)とモナ・リザなら、サライの方がまだいいような?手癖の悪い小悪魔なんて、怪し過ぎ。もっともアリスで有名なルイス=キャロルも同類か、彼は完全なる小児愛好者で有名だけど。オスカー=ワイルドに比べると、性格が出てるよね。モロ、オタクだもん。しかし、芸術家って本当に多いなあ~こういう人。啓蒙主義者なんて、えてして社会派改革者で勢い余って、社会通念を逸脱しがちだしなあ~。
と、既に記事の論評でなくなってるか、進歩の無い私(自爆)。最近は減ったけど、何故かネット系の友人は美術系や建築系ばかり、カタギが少ない・・・。なんで???
2005年02月07日
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