2012年01月23日

「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」北尾トロ 風塵社

古書にまつわる話。ぶっちゃけ、業者さんになられて日の浅いプロの方のせどりの旅なのですが・・・。

まあ、緩いこと&緩いこと・・・・だからこそ、脱力系として読者がついているのかもしれません。

著者の専門が雑文とか雑誌とのことですが、出てくる本、出てくる本、物の見事に全く私が関心を惹かない様な書名ばかりで、古書店巡りとは言いつつも、どうにも関心がのらなかったりする。

当然、何にも参考にならないし、含蓄もたまらない。教養もつかないのですが、たまにはこういう本もいいのかもしれません。

漫画とかの方が、根つめたりしてかえって疲れるからなあ~。こっちの方が気楽に読み飛ばせるし、そもそも力入れて読むような内容も無いのでなんぼか楽かもしれません。

ただ、時間の浪費と言えば、浪費なので考え方次第ではありますが・・・。

勿論、本書をお薦めする気は毛頭ありませんが、否定する気もありません。こういうのがあってもいいかもしれないですしね。本への愛情、というか興味は感じます。

もうちょい、出てくる本に興味が湧けばねぇ~。また、違った楽しみ方もできるかもしれませんが、ちょい残念。

でも、まあ、疲れずに読める?眺められ?ます。

久しぶりに最近は行かなくなった古書店巡りでもしてみようかと思いました。
【目次】
福岡&岡山、怒涛の墓参り古本旅
男女4人、「たもかぶ本の街」訪問記
夜行バスと自転車でちょいと金沢へ
武蔵野線汗かき紀行
仙台&盛岡1泊2日1200キロの旅
買ったばかりの本を読みまくる松本爆読ナイト
鎌倉・茅ヶ崎、腹巻オヤジ再び
神戸でイモヅル式“黒豹作戦”
四国すたこら4県めぐり
ぶらぶらの原点、北海道へ
ぶらぶらヂンヂン古書の旅(amazonリンク)
ラベル:書評 古書
posted by alice-room at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 本】 | 更新情報をチェックする
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