
購入して正解(満面の笑み)!!
あの柱のプロパーションに引きずられつつも独自の造形へと移行していく彫刻が何を題材としているのか、また、あの神の栄光ある世界をかりそめに現出するステンドグラスの題材について、個々に詳しく述べてあるのが非常に嬉しい。これ持ってあのステンドグラスを見るべきだった~。
シャルトルをじっくり見るなら、これ必携ですね。逆にこれだけ読んでいてもイメージが湧かない。だいぶじっくり見たはずだし、この手の解説本にしては、図版も豊富なんですが、シャルトルのステングラスや彫刻を全て網羅するなんて事実上、無理。従って、必然的に解説だけしかないものも多く、これは何を描いたものと言われても・・・分かんなくて・・・(涙)。
一万円ぐらいでシャルトルのステンドグラスを全て捉えた写真集とかあればなあ~。もっと&もっとステンドグラスについて知りたいのだが・・・。ふう~。まあ、とりあえずシャルトル大聖堂のファンは、絶対に購入しておきましょう♪ 行く前にユイスマンスの「大伽藍」にも目を通しておくと更にいいかも?
そうそう、言うまでもないことですが「黄金伝説」も読んでおかないとステンドグラスの主題が分かっても、意味が分かりませんよ!
【目次】関連ブログ
序
巡礼
大聖堂の沿革
建築
西扉口=王の扉口
北扉口
南扉口
内陣の周囲
ステンドグラス
聖ピア礼拝堂のステンドグラス
扉口の略図
大聖堂平面図・・・表紙裏
クリプト平面図・・・裏表紙裏
南東側から眺めた大聖堂・・・表紙
美しいステンドグラスの聖母・・・裏表紙
「シャルトル大聖堂」馬杉 宗夫 八坂書房
「大伽藍」ユイスマン 桃源社
「ステンドグラスの絵解き」志田政人 日貿出版社
シャルトル大聖堂の案内パンフ
シャルトル大聖堂 ~パリ(7月5日)~
黄金伝説 Golden Legend コロンビア百科事典による