400人以上もの登場人物を貴族から庶民まで一つ一つ丹念に描き分け、リアルに描写をしているのは手元にある雑誌(1982年11月の芸術新潮「特集 病気も地獄も怖くない 中世人生絵巻」)にも採り上げられていて知っていたのですが、今回の調査で更に判明したこととして顔料の純度が高い事や紙の継ぎ足し部分で明らかに以前のものとは異なっていることなど、面白い話がたくさんありました。
中でも特に印象に残ったのは芸大の先生の言葉。日本の絵画史上でその前にもそれ以後にもいない、突如として現れた素晴らしい才能を持った画家の筆になる作品であり、当時では世界でも唯一の存在だった(のでは?)といういささか興奮気味の熱い思いのこもった言葉を聞くと、こりゃ見に行っとくべきかな?と思っちゃいますね。
感動は伝染性ですから! また優れた作品であればあるほど、その伝染性は高くなるような気がします。ただなあ~、なかなか時間が取れるかが悩み??? 頑張って融通つけねば。
関連サイト
テレビで放送される前に行って来ましたが
かなりの人出で観るまでに30分ほど並びました。
芸大の先生の言葉はかなりオーバーな感を
受けましたが、確かに観ておいて損はない作品です。
お時間あれば是非!
でも、結構気合を入れて見に行かないといけませんね。列を待つのって苦手ですが、そうそう見れる機会もなさそうですし、頑張ってみたいと思います。無事に見れたら、また感想を書いてみたいと思います。