

日本TVのサイト
たけしさんが出ている日本TVの番組です。最初は思いっきり、モナ・リザの説明。まあ、これまでの知識の整理にはいいのでしょうが、特に目新しい事は無し。でもラファエロが模写してるのは、結構有名で門外漢の私でさえ、知ってるぐらいだから、そんな大袈裟なことではないよなあ~。知識的には、あちこちの本に書かれていることの寄せ集め以上のものはないですね。
ちょっと面白かったのが、あのダ・ヴィンチ・コードの小説よろしくスイス銀行に秘蔵されていてるというもう一つのモナ・リザ。先週やっていたフジTVで勝手に盛り上がっていたニース版を偽者と明確に断定してましたね。かなりイヤらしく。あざといね、日本テレビも。
でもその日本テレビも本物っぽい、数ヵ月後に世界に発表されるといいながら、一切の情報ソースは、さも訳ありのようにして何も説明せず、ただ、世界初の発見!と騒いでいるだけ。はなはだ嘘っぽい。少なくともNHKスペシャルのコーディネーターのような人員を海外にもたない日本テレビにそんな情報が入ると考えるほうがおかしい。だって、数年前に1時間半の特番で「捕まえられた宇宙人」と大騒ぎして報道した数日後、実はあれは偽者だったと宇宙人を作った人が自白したのが新聞の記事になってるほどだからね。そのレベルですもん、日本テレビ。今回も相当いい加減なことやってるのがアリアリ…。
シオン修道会の文書も、最近になって作られた偽物だとあれほどあちこちで否定されているのにまたここでも、あたかも事実のように扱ってるし…(BBCも公式に偽物だと否定したでしょ!)。知ってるくせにそういうことは番組で意図的に無視してるしなあ~。まあ、マイクロフィルム自体を取材に行ってるのは、興味深いけどさ。
おっ、出ましたソニエール。この話は「レンヌ=ル=シャトーの謎」の本に詳細に書かれていますね。マグダラのマリア教会も出てますねぇ~。いきなり、バチカンをゆすったとか勝手な推測をいい切ってるし…。あまつさえ、キリストの妻とか言ってる。怖いなあ~TVの偏見は。仮説としてあるだけで、一般的に支持されている話でもないのにね。
あっ、でも背景の絵はラトゥールの「マグダラのマリア」(こんな所で使われているとは…)。
で、いよいよ日本テレビの独自説の発表!!
貴金属とか宝石の小物をつけていないから、モナ・リザは貴婦人ではないそうです。じゃあ、モナ・リザは誰なのかというと・・・・???
な・なんと、モナ・リザはマグダラのマリアだそうです。
はい、は~い。よく出来ました。また、明日からルーブルに行く日本人はそういう目でモナ・リザを見るんでしょうね。視聴率狙いのメディアに翻弄されて、誤った偏見に満ちたまま、素晴らしい名画を見るのは、なんか悲しい気持ちさえしますが…。余計なお世話ですね。でも、あれだけの作品をそのまま受け入れられないのは残念な気持ちがしてしょうがないんですが…。
番組としては、この前のフジよりも面白く出来てると思うんです。興味を惹くように、巧みに構成されていますし、うまいのは確か。でも、また来週中あたりであの絵は偽物という記事が出そう。じゃなければ、そのまま10年以上も触れられないまま、いつのまにか忘れ去られるまで待つのかな?数週間もあれば、みんなTVで見たことなんて忘れるしネ!
で、最後にしっかりルーブル美術館も宣伝してるしなあ~。まあ、これが言いたくてスポンサーついてるんでしょうけど…。まあ、資本主義ってことですな。ふむふむ。
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ちょっとテレビで判らなかったのは、
1.ソニエール神父が知った秘密が「キリストはマグダラのマリアとの間に子供を設けていた」ということらしいが、その「証拠」とはいったい何?
2.結局、なぜダ・ヴィンチは2枚のモナ・リザを描いたの?
の2つですかね…
本当に、「モナ・リザはマグダラのマリア」なんていったのですか!
道理で、急に「カルロ・クリヴェッリ『マグダラのマリア』」のアクセス数が増えたはずです。
最近、ろくな番組がないので、サッカー以外TVを見ない日が続いています。
視聴率よりも、番組の質を考え欲しいものです。
シオン修道会に関する文書は本当にあるそうですが、それ自体が捏造であると現在は、一般的に判断されているそうです。シオン修道会を名乗る団体もあるそうですが、実体がはっきりせず、眉唾ものと思われています。
但し、その団体が実際に存在する可能性がないわけではありませんが、あのTVは明らかにミス・ディレクションでしょう。
私が通常、入手できる範囲で知っているのは異常です。少しでも参考になれば幸いです。また、遊びにいらして下さいね。
トンデモ本で採り上げても、それはそれで面白いし、いいと思うんですが、公共の電波使って流す内容ではないと思います。
勿論、根拠があり、こういった仮説もありえるとかいうのなら、逆におお~凄い!って素直に思えるんですが…。フジの時と同様に、一切の根拠や明確な説明無し。無責任もここに極まれり!っていう感じなんです。
これでみんながまた、変な勘違いをしなければいいと思うんですが…(生意気ですが、老婆心ながら心配だったりします)。
TVの影響力って本当に凄いですからね。まさに現代の凶器(狂気)かもしれません…。
こちらもTBさせていたきました。
アイルワース版のモナ・リザは昔からもう1枚のダヴィンチの真作では?とは言われていましたが、あんな胡散臭い組織の鑑定を受けている説明は一切なしでしたねぇ。
本当なら名の通った鑑定組織に頼むのが筋なんでしょうに・・・。
個人的にはアイルワース版の実物が見られただけでもそこそこ満足だったのですが。
投稿してしまいましたJuliaです。
私などは素直に信じてしまいましたが、
やっぱり真実はまだまだはっきりと
証明されていないのですね・・(^_^;
でも、ダ・ヴィンチの作品は謎めいて
今後の展開も楽しくなってきました。
こちらからも貼らせて頂きます。
僕はあまり予備知識を持っていないもので、感心しながら見入ってしまいました。シオン修道会の名簿って胡散臭い物だったんですか…。でも、モナリザ=マグダラのマリアっていうのも面白い気はするんですが。
個人的には、世界のどこかでシオン修道会がイエスの子孫を守っていて、未曾有の危機が訪れたときに救世主として表舞台に登場し、世界中から総スカンを食らうっていう筋書きが面白いと思います。
最近なんだか「シオン修道会」とか「スカル&ボーンズ」とか秘密結社っていう名前をよく聞きますね。“秘密”っていうところにみんな興味を惹かれちゃうんでしょうね。
危うくテレビの内容をそのまま真っ正直に
受け止めるところでした。いろいろな手で加工されているテレビの情報がどんどん信じれなくなります。多分ネットで調べたほうが真実(大げさですが)に近づくのかもしれません。
今後の成り行きを見守りたいと思います。それでは。
番組は見られなかったのですが、
そんな内容だったのですか。
実は男性がモデルだったり、はたまたマグダラのマリアだったり、モナ・リザも忙しいですね。
いろんな説というか、トンデモつながり
ということでスペインの『真の教皇』の記事を
TBさせていただきました。
あとは、どこまでその裏付けをしてくれるかですね。どうも新倉イワオさんの「あなたの知らない世界」や矢追さんのUFO&宇宙人を放送している日本TVというと色眼鏡で見てしまうので、真実なら、是非その後の放送を期待したいです!!(TBも有り難うございました)
絵の見方は、私も素人なんで全然分からないのですが、楽しんでいろんな見方するのって素敵だと思うんです。ただ、なんかTVでやると、それが当然みたいな感じになってしまうのが少し気になるのかも? 実際、読む分には結構、トンデモ本とかも好きだったりしますもん、私。
でも、実際はどうなんでしょうね?まあ、謎が多いほうが世界は楽しいですけど。
問題は、それがどこまで本当で根拠があり、どこからは推測であるのかをはっきりしてくれればいんですが…。どうしても、真実だ!って断言したほうがインパクトあるから、ああいう作りになるのかも知れませんね。
そこが誤解を生むかも?でも、実際にいろんな本を読んでも、それぞれ独自の解釈があって、議論迷走ってカンジみたいです。
ホント成り行きを見守りたいですね。コメント有り難うございました。
ブログを拝見しましたが、自称、「真の教皇」というのもすごいですね。私もちょっと調べてみたいなあ~。面白い情報有り難うございます。
無責任にも程がある。
でも、逆にあの胡散臭さが面白かったです。
ダヴィンチ・コードは小説として面白いのであって、その人気に便乗してああいった形で掘り下げていくのはどうかと思います。
でも、モナ・リザ独り占めなビートたけしはちょっと羨ましかったです。
相変わらず頑張っていらっしゃいますね。
また来ます。
あの番組も割り切ってみる分には、結構面白かったと私も思います。一歩距離さえ置けば、エンターテイメントだしたね。同感です。
こちらに引っ越して画像も使い易くなったので、それだけは良かったかも? 相変わらず、怪しげな事を書いたり、怪しげな本を読んでレビューを書いております。
改めまして宜しくお願いします(御辞儀)。コメント有り難うございました。
あの番組、やっぱり色々思っている方多いみたいですね。
モナ・リザのモデルがマグダラのマリアだった!ってあそこまで断定しきっちゃう精神は、確かに疑いましたね。
おいおい、これ見て本気にしちゃう人が出てきたらどうするの?って。
大体、日本テレビのクルーは、専門的に美術を専攻しているわけでもあるまいに。。。
いやびっくりしました。たけし、、、あんな番組に出ちゃうなんて。
え~!違うんですか?
やはりイタリアでは「最後の晩餐」見ておけばよかったと後悔したりしてたのに・・・
でもそれはそれなりに大変に面白かったです。
真実はどうなんでしょうね?
ダヴィンチコードの謎(cracking the code)の方ではモナリザはダヴィンチの自画像では?な~んて事書いてあったような気がしますが(だいぶ前に読んだので記憶が不確かですが・・・)。
モナリザは色々な説があるからこそ謎を呼び、そして謎が謎をよぶんでしょうね~。
皆さんがここのコメントで書かれているようにエンターテインメントとして見るなら面白かったですね。
今度はどこかの番組でスカル&ボーンズの特集もしてほしいですね。以前、スカル&ボーンズの本を日経で紹介していたんですよ。あの日経が!って驚きましたが・・・・
私も異論はありつつ、TVでこうやってたくさんの情報を得たり、またたくさんの意見を聞けるのも嬉しかったりします。コメント有り難うございました。
ただ、ああいう番組そのものは嫌いじゃないっていうか、スキ!だったりします。UFOやネッシーとかも。でも、あのモナ・リザがテーマだけに反響は大きいのでしょうね。
でもTV局はお金があるから、いろんな映像が見れていいですよね。なかなか個人では見られない映像が多かったですし(笑顔)。
日経の記事でスカル&ボーンズを扱っていたのは、私も読んでビックリしました。ちょうど大統領選の時でしたね。候補者がどっちもこの秘密結社の出身で、単なるグループ内の役割分担みたい???
TVでもどこかの局が少しだけ扱ってましたが、もっと知りたいですね。さすがに市販の本までなかなか買う気にはなりませんが・・・。興味深い話題ですね!
美術関係には詳しくないので、へぇーとかほぉーとか思いながら観ていました。
一番びっくりだったのは、「モナリザ専用機」でした。
絵の社会的価値っていうのは、その世界で名前のある鑑定人が認めて決まるようなイメージがあります。
実際美術館に足を運んでも、私のようなわからない者にとっては、「好きか嫌いか」なんですよね(苦笑)
情報というものも、どれが大勢の中でまかり通るかというので決まるのかもしれませんね。
現在は、情報量が多いですから、地球が太陽系の中にあるか、
亀の背に乗っているのかのほぼ2択で無いのは幸いなことなのかも。
私は、テレビも新聞もネットの情報も、話8分くらいで受け止めるように考えています。
一番怖いのは、元々胡散臭いと笑って受け止められる発信元よりも、
公式発表と銘打たれる情報操作なんじゃないかと思うので。
いくらたくさんの諸説が舞い踊ったとしても、
結局のところ、真実はダ・ヴィンチの心の中にしかないのでしょうね。
真実はみつからないとしても、見る人によって色々な説が開かれるのはそれはそれで面白いと思います。
今回の日テレさんのコレは先日のフジさんのアレよりはマシでした。まぁ、その程度の感想なんですけどね(笑)
いずれダ・ヴィンチさんには現世に戻っていただいて、お話聞かせてもらわないといけないですよねぇ~!
いっそのこと、ダ・ヴィンチの子孫とかいう人が主演したりして…。どっかのTV局ならやりかねないのが怖いかも…(爆笑)。
やっぱり、あの番組がどういうソースから作られることになったのか、気になります。純粋に真相を追いかけて行った番組だったら、もうちょっとスピード感があるはずだと思ったので。
そういえば、番組の冒頭で以前授業を受けたことのある教授が出ていたので、別の意味で驚きました。
モナリザは新たな解釈が次々にでてきますが、それって本の読み方と同じでいい絵の条件かもしれないですね。
某○HKスペシャルで、今回の番組を流したら、私は9割以上信じますもん。特にエンドロールの××研究所とか、××大学研究室とか政府機関だと弱いかも?危ない、危ない…。
それだけクリアしたら、あとは楽しませてくれればOKですね。
トラックバックをたどってきました。
夫はすっかり信じ込んだようで、彼もトラックバックをたどってこちらに辿り着き、「メディアに騙された」と言っていました。
断定的な憶測は時に間違った認識を植付けてしまいますよね、娯楽としてみるには面白かったんですが…。
私的にはその先が知りたい…。
http://www.pcs.ne.jp/~yu/ticket/supper/monalisa.html
アラゴンのイザベラの肖像というのがスイスで私蔵
http://www.johos.com/joho/report/0040.html
ここのローザンヌのモナリザはアイルワース版でしょう(ちなみに5年前のページ)
となると日テレの世界初公開というのは?
でも今回の番組は興味を持つきっかけとなりました。はっきりいってハマってます。
私も同じく、本当の所はどうなのか?是非、知りたいです。でも、関連書籍もたくさん増えてきてますし(便乗本が多いですが)、少しでも近づけたらいいですよね。
まあ、謎は更なる謎を産むものですが…・
更にこのモナリザの詳しい情報知りたいですねぇ~。やはり海外のサイトをあたるのが一番なのでしょうか?英語はあまり得意じゃないので、探すの大変そう…。最近はgoogleで英語版で探すとものすごい数がヒットするので、中身の確認が死にそうにつらかったりします(涙)。
でも、今後も関心を持っていきたいですね。
「シオン修道会」のメンバーの一人として番組内で言及されていたジャン・コクトーを愛好する者です。
彼のキャラから言ってシオン修道会の総長などに就任するはずがない!と思ったのですが、案の定偽文書…だったのですね。
秘密結社や異端を扱ったフィクションは面白いし好きなんですが、(『ダ・ヴィンチ・コード』は未読ですが『薔薇の名前』なんか大好きです)あくまで「そうだったら面白いかもね」と思って楽しむからいいのであって、その中のネタのすべてを「事実」として報道されるのにはやはり疑問を感じてしまいます。
自分が愛着をもっている人物が、あきらかに本人の意図に反する形で「箔付け」に使われていたらなおさら…。
というわけでTBさせていただきました。
まあ、洒落で小説その他で使われるのにどうこういうほど、大人気ないわけでもありませんが、TVで堂々とあたかも事実かのように扱うのはおかしいです。
少し調べれば分かることですし、視聴率狙いの作為的なものとしか思えませんしね。余計、タチが悪いです。
まず、モナ・リザの件で抗議されているようですし、徐々に批判の中で懲りてくれるといいんですが・・・。(甘いかな?)
今更感もありますが、今まで全くキリスト教関係の裏話を『死海文書』くらいしか知らなかった私の感想を述べてみたいと思います。
見終わって、まず一言。
『だから?』
他の方々も言われてるように『アイルワース版 モナ・リザ』の登場には感動(は言い過ぎか)しました。しかしその後の『シオン修道会』『マグダラのマリア』『ソニエール』などの単語は全くと言って言いほど説明がなされていなかったと思います。そのため見終わった後に残ったのは変な消化不良感だけでした。
『かじりでも良いので、説明を足してもらえたらよかったのではないか?』とも思ったのですが、皆さんの意見を見る限り、TV局側の思い込みを展開するだけの伏線だったのではないかと考え始めてます。
少ない情報量ではどうしてもその情報を信じるしかないと思います。実際シオン修道会関係のサイトを見るまで、私は放送された全ての情報を信じ込んでいました。
多々皆さんが批判されてる、『間違った情報を断定して公共放送をしている』部分も全ての単語にもう少しの説明があれば、そこまで叩かれる事もなかったのでは…と思います。
あまり感想っぽくは無かったかもしれませんが、『ダヴィンチ・コード』を読んでいなく、その上こういう関連の情報にも疎い人間が見た時、こんな思いを抱きました。
追記:もちろん、今回の放送局を擁護する気はサラサラありません。
今回の番組は、一方的にTVという特殊な立場からあたかも事実のように断言したことが問題でしたね。霧さんが言われるように。だからこそ、本来、TVとかには公正さや真実と仮説の違いを明確にする義務があるように思うのですが・・・。
まあ、営利企業で視聴率が全てのようですから、自制は難しいのでしょうね。一番いい罰則は免許取り上げていいんですけどね。他にもやりたい企業はたくさんあるんですし…。
でも、ネットは比較的情報が入手しやすくて個人には便利ですよね。但し、虚実ないまぜの世界ですから、TV以上に真偽の判断は難しい側面もあるようですが…。
こんなことを考えていたりします。私的には。
alice-room さん
ウチのブログで『聖アンナ=ヨハネ』説を
展開したのでチョッと遊びに来て 意見 を
聞かせて下さい。
(モナリザ=母親説からの推論です)
来場お待ち申しております。
しまった~っ!
名前 まちがえて打ってしまった。
Tukasa-gumi が正解です。
失礼っ。
コメント有り難うございました。
後ほど、削除させて頂きますのでご了承頂ければと思います。