2006年11月03日

「中世のパン」フランソワーズ・デポルト 白水社

bread.jpg中世絡みの本を読もうと思って手にした本です。日本において米が全ての基本であり、江戸時代のように米の生産高(石高)で全てが評価されたように中性のヨーロッパではいかにパンが重要であったかを改めて知りました。

シャルトル大聖堂のステンドグラスにパン職人組合の手によるものがありましたが、当時の社会的地位が高かったことにも納得がいきました。

でもね、でもね。つまんない。「パン」という切り口で中世の社会を把握しようという本かと思ったら、良くも悪くもパンの話だけで終わってしまい、それ以上話が広がらないんだもん。パンは食べるの好きだけど、パンのお話だけでは飽きてしまいます。

中世の社会を知るために読むんだったら、本書は読む必要ないと思います。もっと&もっと、いろんな本があるのでそちらをお薦めします。

阿部先生の本を読んだ方がはるかにお勉強になるかと・・・。

中世のパン(amazonリンク)
【目次】
第1章 麦畑から粉挽き場へ
第2章 パンづくり
第3章 パン屋の共同体と同職組合
第4章 フランス、パン巡り
第5章 パンの販売場所
第6章 なくてはならない市外からのパン
第7章 自家製パン
第8章 パンの価格 原則と実際
第9章 都市のなかのパン屋
第10章 パン消費の数量的評価の困難


ラベル:書評 中世
posted by alice-room at 23:33| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 歴史A】 | 更新情報をチェックする
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