
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂から、サンタ・プデンツィアーナ教会(Santa Pudenziana)へ。
どちらもテルミニ駅周辺で、確か地図を見ながら歩くとすぐだったような気が・・・(既に記憶に無い・・・)。
ここの創建は4世紀でローマ最古の教会、ということでしたが・・・、う~ん、まあ、なんだ、正直あえて見るほどのものでもない。
正面は年季を感じさせるものの、ファサード自体は19世紀らしい。13世紀の鐘楼は悪くない。

かなり剥落が著しい。でも、その下の色とりどりの丸の模様の帯は面白いかも?
キリストのモノグラムもあるね。



こちらが創建当時のモザイク画で「キリストと使徒」。たぶん?
やっぱり、こちらは私の感性的には好きではなかったなあ~。
この次にいく教会のモザイク画が最高過ぎたので、後から考えるとその対比故かもしれず、公平な評価とは言いかねるが、ちょっとねぇ~。
ただ、イエス様の後ろで背景上部に描かれている羽根のある生き物達が、変わっているような・・・。
ヨハネの黙示録とかに出てくる連中なのかな???
場面的に、その可能性は無さそうだけど・・・・。





迷える羊。
典型的表現だけど、もうちょいって感じだね。


この鐘楼は関係者以外は登れないんでしょうね。
ちょっと登ってみたかった。
シンプルな装飾だけど、なんかこういうのはイイ感じかもしれない。
少なくとも嫌いじゃないなあ~。

これは教会から出て、表の通りに出て行く階段。
普通の教会は、通りからは少し高い位置に建っているはずなんですが・・・(たぶん、大雨などの時、床下浸水しないように・・・だと思う)、この教会ははるか昔から建っているから、周辺の通りよりも結果的に低くなってしまったんだと思う。
だから、階段を上がった高い位置でようやく外の通りと接しているのではないかなあ~と推測してみたりする。ちょい、珍しく思いました。
通りの向こうにも教会が見えてますね。
京都同様、ローマなんかも教会だらけの感じですもんね。
近しい感覚を覚えます。

こちらは教会の門についていた印。
上のホタテ貝は分かりますが、その下の紋章は何の紋章だろう?