2006年12月15日

「カルトな本棚」唐沢 俊一 同文書院

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う〜ん、確かにカルトと言えば、カルトですが基本的に想定の範囲内かと思いました。自分が関心のあるテーマと共通項のある人の本だと、きっと全然違った感想になったかもしれません。

本書は著者がかねてから知っている知人の本棚に限って紹介しているせいだとも考えられる。ある人の人格と所有する本は、密接に関連する為、自分の知っている人であれば(特に変わり者タイプであるならば)、その面白さは倍加するのである。

但し、それは内輪ウケ的な面白さであり、本書ではそれを求めたせいであろうか? 正直なところ、さほど面白くない。私の友人の本棚の方がはるかに面白いと実感をもって言える。もっとも私の友人は少ないのだけれど・・・(苦笑)。

法律と音楽関係の本と、クラシックCDの山ばかりで部屋の8割以上を占めている2DKはかなりの異常さというよりも強烈な圧迫を感じる。

あるいは、ここでは書けない(書かない)たぐいの趣味本を壁一杯の本棚に綺麗に整理整頓して収納しているものなど、友人の本棚の方がおそらく本書に出てくるものより勝っている。確実に!

本書を読みながら、私の友人に協力してもらえば、もっと面白い本できるのに・・・と切に思った。もっとも、本棚を見る企画でもこういった目先の変わった企画は面白いとは思うだけど、本書は中途半端で企画倒れといえよう。この本にお金を出してみたいとは思わない。
【目次】
山本弘の本棚
睦月影郎の本棚
串間努の本棚
立川談之助の本棚
佐川一政の本棚
奥平広康の本棚
唐沢なをきの本棚
竹熊健太郎の本棚
唐沢俊一の本棚
カルトな本棚(amazonリンク)

関連ブログ
「本棚が見たい!」川本 武 (著) ダイヤモンド社
タグ:書評
posted by alice−room at 20:13| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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