
新法王にドイツのラッツィンガー枢機卿を選出=コンクラーベ、の記事
(以下、転載。写真はAP通信による)
【ライブドア・ニュース 04月20日】- AP通信によると、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の後継法王を選出するコンクラーベ(法王選出会議)は2日目の19日午後の投票で、全世界11億人の信者を持つローマ・カトリック教会を率いる新法王にドイツ出身のヨゼフ・ラッツィンンガー枢機卿(78)を選出した。新法王は、今後、ベネディクト16世の法王名を名乗ることになった。順当に、最有力候補に決まったようです。新法王。ご存知のように教理聖省(大昔の異端審問所に当たります。代々ドミニコ派だったと思いますが、現在はよく分かりません)のトップを務められていた枢機卿の方です。正しいカトリック教義を守る為に尽力されてきた方ですから、保守派が今回のコンクラーベを制したというところでしょうか?
ドイツ出身の法王が選ばれたのは、11世紀以来となる。新法王に選出後、ラッツィンガー枢機卿は、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現し、広場に集まっていた数万人の信者に向かって手を振ると、人々から歓声が一斉に上がった。新法王は、「親愛なる兄弟姉妹、偉大なローマ法王ヨハネ・パウロ2世の後継者として、枢機卿団は主の園の純朴な働き手である私を選びました」と第一声を発すると、群衆は、「ベネディクト! ベネディクト!」との声援で応えた。
ラッツィンガー枢機卿は、1981年以来、教理省長官を務め、前法王ヨハネ・パウロ2世を支えた。リベラル派のバチカン改革に抵抗する保守派の中心人物で、16日に78歳になったばかり。
急進派はやはり抑えられた形になりますから、今後の舵取りは基本的に亡きヨハネ・パウロ2世路線の継承ということなのかな。そのうち、詳しい経歴などもメディアがたくさん流すでしょうから、注意してみていきたいですね。
とにかく、世界に平和をもたらしてくれる人だといいですね。難問山積でしょうけど・・・。そうそう、法王名はベネディクト十六世とのことです。
【追記】
他にも関連する記事探してたら、なんかすごい表現の記事を発見!
ラッツィンガー枢機卿。バチカン教理省の長官を務め、「教義の番犬」の異名を取る
信仰について―ラッツィンガー枢機卿との対話(amazonリンク)こんな本があるんですね。読んでみようかな・・・思案中?
典礼の精神現代カトリック思想叢書 (21)(amazonリンク)おっと、さすが教理聖省の長官ですね。著作がありました。難しそうですね。
↑
これなのですが、残念ながら絶版だそうです。
英語版ならあるそうですが。
メル・ギブソン、ローマ法王の生涯を映画化?
http://eiga.com/buzz/050419/02.shtml
なんてニュースがありましたよ。あくまで噂みたいです。
ファティマ関係の映画も企画してるとか。
こちらの新BLOGではお初です。
TBさせていただきましたのでよろしくお願いします。
個人的には、あと2~3日かかるものと思っていたので朝一番のニュースにはかなり驚かされました。とりあえず妥当な線で最有力候補が選出されましたね。
それにしても、相変わらずalice-roomさんの情報収集力はスゴイですね。今回の新法王ネタだけでも脱帽モノの情報量です。
参考にいくつか仕入れて帰ってもよろしいでしょうか~(笑)。
ではでは♪
本当に思ったよりも今回は早かったですね!今後は、どういった行動をされていくのかに関心が移りますね。責任重大で大変でしょうけど、期待したいですね。
新しい法王は枢機卿の時から、何度かお名前を聞いたことがあったので、ムクムクと好奇心が湧いてあちこち調べてしまいました(苦笑)。少しでも興味深く思って頂けたら、嬉しいです。使える情報があれば、ドンドン使って下さいね!参照先は出来るだけつけてますのでどうぞ~。
コメント&TB有り難うございました(笑顔)
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