
原作は、あの「ドグラマグラ」で有名な奇才・夢野久作「少女地獄・殺人リレー」。
なかなか難しい世界観を見事に映像化しているのが素晴らしいです。でも、今でもこういったものを作れる監督さんいるんですねぇ~。モノクロの映像が、よりリアルな世界観を生み出していて、グイっと惹き込まれてしまいました。浅野忠信さんも実に渋い演技をやられますね、ちょっと見方が変わりました。あとね、女優さんが実に美しく見える。なんであれほど魅力的に見えるのか?ちょっと、その点もポイントかも。
粗筋としては、バス会社で女車掌を務める女性と運転手の間の微妙な心情の機微。それを描いているのですが、その女性の親友が実は事故で亡くなっていたりする。自分同様に車掌をしていて、運転手と婚約さえしていたのに不自然な事故死。友人の婚約相手である運転手と、自分の会社にいる運転手が同一人物であったなら・・・。
通常の娯楽映画とは違います。これも一部の人向けかな? ハリウッド映画と対極にあるタイプの作品ですので、お好きな方のみどうぞ!!
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それと以前紹介されていた、スリーピーホロウも大好きな映画です。
私の場合は、一応原作を知っていたのですが、ドグラマグラ以外の映画は初めてでこのなんともいえない味わいに酔ってしまっています。ほんと、いい意味で妖しい・・・(満面の笑み)。
スリーピーホロウもまた違って味わいがありますよね。なんていうのでしょうか、独特の世界観がある映画って好きだったりします。
当たり外れがあって、なかなか見つけられないんですが・・・。見つけたら、ブログで紹介させて頂きますね!有り難うございました。
書き込み、ありがとうございます。
石井聰亙監督との企画は、仕事ではなく、個人的な思い入れを持って取り組んでいます。
本業については、お時間があったら、HPでご覧ください。
よろしくお願いします。
ヒロモト森一
浅忠ファンの私、こちらのTVで見たことがあります。
偶然だったので途中からで狐につままれた気がしたりも。
でも、面白かった。題名どおり夢を見たような不思議な印象が残って気になってました。
題もわからなかったし。
今回ヒロモトさんが書き込んでくれたので、偶然わかって嬉しいです。
本当にこういう映画もあるんだなあ~ってある種の感動と驚きをもって観たことを思い出しました(笑顔)。