でも・・・。
いかにも簡単そうなソフトであり、おおよそその内容に見当がつくもののこれだけ普及しているソフトであり、基本を一度くらい押さえておくべきかと基本書を読み通してみました。
思ったよりも多機能なんですね。excelをそのまんま取り込んでおけることとか、アウトラインプロセッサとしても使えることは知りませんでした。それとリハーサル機能とかはなかなか便利そう。プレゼンの準備向き。また、パワポがなくて閲覧できるようにできるとは、ちょっと感心しちゃいました。
まあ、ご存知の方なら当たり前過ぎて笑われてしまうかもしれませんが、少し使ってみてもいいかもと思いました。
本書はよくある図解入りの入門書のたぐいですが、結構、分かり易くまとまっていたかと思います。あまりに初歩的過ぎるところは飛ばすとして2時間もあれば、結構隅々まで目を通して読破できます。仕事の空いている時に、ちょっと読めばすぐ理解できますね。excelやaccessをまともに使える人ならば、本当に簡単だと思います。急ぎで仕事で使うところだけなら、本書を1時間読めばOKです。初めて読む本としては、過不足なく合格点かと。
ただ、本書の問題ではなくパワポ自体の話ですが、論文やレポートとかを書く際のドラフトを作成するには、ちょっと役不足。他にもたくさん有用なアイデアプロセッサがあるのでそちらの方がはるかに便利で使い易いんだよねぇ~。但し、それで作成した成果物たるファイルが、他でも使えるかというと・・・微妙(?)だったりする。そういう点では広く普及しているパワポの方が有利なんだよなあ~。
まあ、仕方ないパワポで代用してみようか? 他の人って何使っているのかなあ~? wordは何気に不便だしなあ~。う~む。
【目次】第1章 PowerPointを使うための準備かんたん図解 PowerPoint2003 基本操作 WindowsXP対応(amazonリンク)
第2章 PowerPointの基本操作
第3章 プレゼン資料の骨格を作る
第4章 表現力のある資料を作る
第5章 動きのある資料を作る
第6章 プレゼン資料の全体構成を考える
第7章 プレゼンテーションを実行する
第8章 スライドを印刷する
第9章 その他の便利な機能を活用する
ラベル:書評 Powerpoint