2005年04月29日

「図説 レオナルド・ダ・ヴィンチ」河出書房新社

reonarudo.jpgえっと、さっきのと同じ頃に読んだもののメモ。初めてダ・ヴィンチのことを知るには写真も多いし、ほどほどにまとまっているかな?でも、たいして目新しいことは書かれていません。

感想としては、生きて行く為に苦労してる人だなあ~ってことでしょうか。有名な話ですが、ラファエロとかと比べると暗~くて地味なタイプですし、一人で黙々と空想&実験等に励んでいるタイプというのがよく分かります。本人の才能故というのもありますが、そりゃ、周囲から怪しまれるだろうなあ~って思わずにはいられない経歴です。以下、そのまんま抜書きのメモです。
24才で同性愛者として密告され、無罪となったがその後も再び同性愛者としての疑いをかけられた。

鏡文字の理由 ①当時の社会では受け入れられない発想の内容が多く、周囲から誤解を生まない為②そのまま印刷用の版をおこせる為③左利きで書きやすかった為

岩窟の聖母 聖フランチェスコ・イル・グランデ聖堂の礼拝堂祭壇画を依頼された

ジャン・ジャコモ・カプロッティ 貧困家庭の劣悪な環境で育ち、窃盗の常習犯で問題児 サライ(小悪魔)と呼んで面倒をみた
図説 レオナルド・ダ・ヴィンチ―万能の天才を尋ねて(amazonリンク)

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posted by alice-room at 23:36| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 【書評 美術】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
私も北川健次氏の「モナリザミステリー」を読んで
生い立ちの不幸さに憐れを感じました。
神戸の少年Aとダヴィンチとの共通点を指摘してあって驚愕でした。幼少時の母親の愛情は、不可欠なんですね。
モナリザの絵の背景の風景部分に晩年のダヴィンチと岩窟の聖母の絵がみえるのは、私だけでしょうか?
たんなる錯覚?

今は、「レンヌ ル シャトーの謎」夢中で読んでます。
Posted by ミケ子 at 2005年09月13日 20:32
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