角川ホールディングスが6日発表した2005年3月期の連結決算は経常利益が前の期比12%増の58億円だった。主力の出版事業、映像事業でヒット作に恵まれた。業績が堅調なことから配当は東証一部上場指定記念配や創業60周年記念配も含め前期比17.5円増の30円と大幅に増配する。そうなんだ、本も一発当たると大きいですね!普通の本の場合、著者の取り分って定価の10%だけど、翻訳の場合は翻訳者にはどれくらい行くのかな? でも、当分働かなくてもいいくらい儲かったわけですね。羨ましい・・・。目先のきく人なら、自分で交渉して人を雇って翻訳させてぼろ儲けもできたわけか、なるほど~。見習いたいものですね。ふむふむ。
売上高は33%増の1218億円と初めて1000億円を超えた。出版事業では小説「ダ・ヴィンチ・コード」が上下巻で175万部を突破。韓国のテレビドラマを小説化した「天国の階段」も順調に推移した。映像事業では「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」が前作、前々作に続いてヒットした。
営業利益は59%増の76億円。第三の柱と位置づけるデジタルコンテンツ事業は、情報サイト事業やコンテンツ配信事業が軌道に乗り、部門の営業利益が5億円と前期比3倍に増えた。昨年買収した出版社メディアリーヴスなどの事業も利益増に貢献した。
06年3月期は8月に日本ヘラルド映画を完全子会社化し、映像事業で制作から配給、興行、パッケージ販売まで垂直的な事業展開を強化する。
とにかく角川さんはダ・ヴィンチ・コードさまさまで映画が公開されたら、さらに大儲けですか・・・おいしい話ですね。