2013年03月24日

「高架下建築」大山 顕 洋泉社

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昔流行った、路上考現学とか、そういう系のやつです。
数年前に流行った「工場萌え」とかその手の著者だそうで、その点では目の付け所がいいですね!

私もこういうの好きです。
但し、本書はわざわざ高い代金を払って買うほどの価値は無いです。
だって・・・、個人的には、こういうの好きで良く見てるし、デジカメやスマホでしばしば撮ってるんですが、撮ってる場所、かなりのところ知ってるし、自分でも過去に撮影した場所なので正直、新鮮な驚きが無いんですよ~。

浅草橋、力説されてると、うんまあ~特徴的で面白いけれど・・・・それは知ってるので、そこから先は・・・と思ってしまう。

秋葉のもうちょい外れた裏のところには、別な面白さの漂うところがあるし、東武浅草駅の地下通路の商店街とかの怪しさは基本中の基本でしょ。

これを出した出版社さんの企画の目新しさは評価しますが、内容は物足りないですねぇ~。
もっと街中を歩き回ると面白いのが転がっているんですけどねぇ~。

結論、企画は良いが価格に見合うだけの情報や付加価値は無し。
【目次】
関西
首都圏
おすすめ高架下建築鑑賞コース
高架下建築考
高架下住宅の研究
高架下建築(amazonリンク)
ラベル:建築 書評
posted by alice-room at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 建築】 | 更新情報をチェックする
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