
先々週の上野公園の桜。
国立西洋美術館のラファエロ展を観に行く際に、寄ってきました。
この時は、公園の入口のところだけ桜の種類が違うのか咲いてましたね。

色の濃い系の桜は、だいたい開花早いしね。
園内の通りを歩くと咲いているのは、少なかったけれど。

よく寄る、お稲荷さんと医薬系にご利益のある神社で見つけた彫刻。

こちらも同じものを別の角度から映したもの。

そうそう、ラファエロ展。
思ったほど混んでなくて、それなりに作品を観れました。
ラファエロの作品だけではないけど、そこそこ悪くは無かったです。
全てパラツィーナ美術館のものかと思ったら、いろんなところの作品を集めてました。
去年、フィレンツェで観てきたばかりだし、おととしシャンティ城のコンデ美術館でもラファエロは3作品ほど観たんだけれどね。
ただ・・・、目玉の「大公の聖母」。
展示位置が高過ぎません? パラツィーナ美術館では、もっと人の目線の高さで、観ている人に語りかけるような、印象が全く違っています。
(30分間、絵の前に私1人で立ち尽くしていても誰も他の人が来なかったことさえあったのだけれど・・・・。あちらで観たときは。)
そりゃ、たくさんの人に見え易いように・・・とか、間違って人が触れたりしないように・・・・とか理由はあるのでしょうが、あんな上から目線ではなくて、もっと慈愛に満ち満ちて、心に暖かく伝わってくるような
そんな素敵な印象が強烈に残っているのですが、今回の展覧会では、それは決して感じられないなあ~。
そこだけが残念です。
また、イタリアに行って観てくればいいのですけれどね。
あっ、ラファエロ展は行ってもいいかなあ~というぐらいですが、代わりに個人的に良かったのは、常設展です。作品が痛むのでなかなか公開してくれないギュスターブ・モローの「聖チェチリア」を展示してました!
これは予想外でしたが、嬉しい誤算です!!
毎年公開と決まってるわけではなく、数年に1度ぐらいの公開みたいだし。

でもって、こちらは同じくモローの「聖なる象」(ペリー)。
こちらもなかなか見れない作品です。
西美が所蔵するモロー作品、全4点でなかなか観れない上記2点を含めた全4点が今回の常設展では見れますよ~。モローファンなら、絶対に見ておくべきでしょう。
個人的にはラファエロ展よりも、何気にこちらの方が嬉しいくらいです♪
モローファンでもこちらの事は気づかない人とか多そうですね。
私も、もう一度くらいは常設展見ておこうっと。

でもって、これは3/23の土曜日にうちの近辺で桜が咲いていないかとお散歩した時に撮影した土蔵。
本当は秩父の枝垂れ桜を考えていたのだけれど、まだ咲いて無くてねぇ~。
さすがに家の近所でも、桜はまだつぼみでした(残念)。
その代わりに、久しぶりにお気に入りの土蔵です。
どっかに土地買って、移築したいくらい好きですね。でもって、高価な装飾写本とか密かに隠しておきたいかも?(笑)

こちらは同じ土蔵の反対側。
シンプルなんだけど、いい感じなんだよねぇ~。白壁のしっくいよりもこういう感じの方が好きなんだよね。
はあ~明日から、年度末のお仕事山積みで憂鬱。
残業続くなあ~。
先週、シンガポールから届いたnexus7をいじくりまわしたいのに・・・・。
まあ、昨日、今日でだいぶ慣れて設定とかもカスタマイズしてきたからヨシとするかな・・・。