この記事へのコメント
堀米氏の「正統と異端」を興味深く読ませていただきました。以前から知っては いたのですが、
つい敬遠しておりました。そういう内容なら
ぜひ読まなければなりません。貴重な書評を
ありがとうございます。
お礼代わりに 僕もお薦めの本をご紹介します。

私は英米系の分析哲学が好きなのですが
日本では余り人気が ありません。ですから お読みになられて 面白いと思われないかも
しれませんが、まあ分析哲学って どんなだろうと思われたなら お読みくださいませ。

戸田山和久「知識の哲学」

飯田隆「クリプキ」NHK出版

丹治信春「クワイン」講談社

三浦俊彦「可能世界の哲学」

ヨーロッパ系の哲学に比べて分析哲学は
重厚さには欠けますが、パズルを解くような
軽やかさで哲学的問題を解こうとする
ところが あります。

↑の本は哲学的知識が無くても読めます。
分析哲学自体、哲学史的な知識を余り重視
いたしません。その代わり科学や社会科学
言語学との親近性が強いと言われます。
日本では駒場の東大、慶應大学、大阪市立大学
などの少数の大学で研究されています。
ただ 若い優秀な研究者が多いのが強みです。
英米では哲学=分析哲学なのです。
ご興味が あれば お読みください。
Posted by いちプロ at 2013年05月02日 18:06
もし少しでもご参考になれたのなら、幸いです。

分析哲学の本の紹介もどうも有り難うございます。

今は未読本の消化で手一杯の状況ですが、本屋や図書館で機会を見つけて参考にさせて頂きます。
Posted by alice-room at 2013年05月11日 21:57
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