2005年05月18日

ディアブロ 悪魔生誕(2000年)リチャード・シーザー監督

diabro.jpgなんていうんでしょうか、変に(無意味な)血しぶきが飛んだりせず、淡々と物語が進んでいきます。映像でどうこうではなく、ストーリーでじわじわと悪魔の陰謀が明らかにされる。正統派的なオカルト映画です。

ノリ的には嫌いじゃないんだけど、いかんせん盛り上がりが無い。ずっと一本調子でメリハリが無いので心が動かされない。神にも悪魔にも感情移入ができず、最初から最後までずう~っと傍観者のままで終わってしまった。さらに辛いことに、意味が解ったようで解らない。私だけでしょうか…? 謎解きはされるのですが、最後はどちらの勝利なのか?ヒロインの行動の結果、何が変わったのか? 全然理解できませんでした。

途中で出てくる細かな仕掛けは好きなんだけど、それが全然意味なしてないジャン!散々伏線張っていてソレですか? う~ん、かなりイタイかも?

ストーリーとしては、アメリカ女性がメディア関係の成功している系の英国人と結婚してありがちな幸せからスタートします。二人にはやがて子供が生まれるのですが、その子供が…。まるでダミアンみたいな子です。しかもこの子の誕生には、神と悪魔による密約が関わっていて、全てがはるか以前から決められていたゲームだった。そして、そこで行われる駆け引きとその結果やいかに? というオーソドックスなものです。

全体的な感想としては、見なくても良かったと思う作品。何も感じられなかったし、ただ、時間が過ぎ去っただけかもしれません。

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posted by alice-room at 00:30| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【映画・DVD】 | 更新情報をチェックする
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