池袋の古本祭りは何度か行ってるけど、あまり買うほどのものはない。もっとも最近は、どこの古書市行ってもイマイチなんだよねぇ~。ネットによる古書検索が進んだおかげで、私が欲しいと思うようなマイナー系の本ってそちらで探した方が確実に見つかるし、効率が良かったりする。値段も比較的手頃。
ただ、まれに格安の掘り出し物やそもそもその存在さえも知らない素晴らしい本を現物を見ることで初めて気付くことがあるので、ついつい古書市や古本祭りに出掛けてしまう・・・。
今回もそんな感じで掘り出した物をメモ。
・「フローリアの告白」100円 以前読んだことがあるんだけど、結構面白かったし、安かったので。内容はアウグスティヌスのかつての愛人が書いた手紙(架空のもの)を翻訳したものという設定。
・「イスラム・スペイン建築の旅」300円。アルハンブラ宮殿とか出てくる。
・「西ゴート王国の遺産」150円。近代スペイン成立への歴史。
・「ロマネスクの園」1000円。これは写真が多いし、なんか当たりの予感が・・・!
そして古書ではなくて、池袋西武で洋書ア-トブックフェアのセール品で安くなっていたのをGETしたもの。
・「LES TRES RICHES HEURES DU DUC DE BERRY」1995円。
うわあ~安い!!これって、そうベリー公の時祷書の奴。タイトルはフランス語だけど、中の文章は英語だからなんとか読めそう。印刷はイタリアのベローナだって。う~ん、国際的ですね。
あっ、気がつくとお金がない・・・。他にもネットで買った古書の支払いも残っているのに・・・。それ以上に、部屋がまた狭くなる(涙)。好きな本に囲まれて嬉しいのか、悲しいのか、とっても微妙な気持ち。
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ついでに手元にある未読本リスト。
・世界の名著 ルター
・中国怪食紀行
・闇の超世界権力 スカル&ボーンズ
・フランシスカニズムの流れ
・秦の始皇帝
・闇の城
・半身
・モンサンミッシェルとシャルトル
・黒魔術の娘
・シバの女王
他にも山ほどあるけど、鬱になるから書き出すの中止。
図書館から借りてる本も3、4冊あるし、そちらを先に読もうか。漫画も溜まっていたりする。あ~あ、PERLで途中の本もあった。ヤバイ・・・。
ラベル:古書