世界的ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化が進む中、作品の内容を「神学的に不正確」としてロケ撮影を拒否するキリスト教施設や教会が出ている。まあ、そりゃそうでしょうね。これだけ問題になっていて、バチカンが全面協力なんて有り得ないでしょう。ウェストミンスター寺院だって、王室の墓所でしょ。伊勢神宮で映画撮るから許可しろって言われても無理と言われるのと一緒かと。他のところは、背に腹は変えられず、お金次第かもしれませんけど・・・。
英国国教会(聖公会)、バチカンをはじめとするローマ・カトリック教会は、イエス・キリストに対する誤った認識を与える可能性が大きいとして、作品の映画化に一切協力しない方針を共同声明で発表、この声明文を映画製作会社に今週送付した。
作中に登場する教会には、映画スタッフからロケ許可の申請があったとされているが、報道各紙は、英ロンドンのウェストミンスター寺院らが撮影を拒否した、と連日伝えている。
一方で英国東部のリンカーン聖堂や仏ルーブル美術館はこのほど、映画「ダ・ヴィンチ・コード」のロケを許可して、周囲と異なる反応を見せている。
映画にはトム・ハンクスがラングドン教授役で主演する。予定では、今月末にも仏・パリでクランクインを迎え、06年5月頃、全米ほか世界各地で同時に封切られる。
小説はイエス・キリストが実際にはマグダラのマリアと結婚し子供をもうけたという物語になっているが、聖書に基づいたキリスト教の伝統的な教えではイエスは生涯独身で子供をもたないまま十字架にかけられたとされている。
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ウェストミンスター寺院、「ダ・ヴィンチ・コード」ロケ拒否(CNN)
英ウェストミンスター寺院、映画「ダ・ヴィンチ・コード」ロケを拒否(ロイター)
トラックバックさせていただきました。
『告解の日』なども映画化になったら教皇庁から
叱られそうだなと思いまして。
ダヴィンチ・コードはやはりロケ地では色々と
あるみたいですね。ハリウッドですから
CG班がなんとかしてくれるのでしょうか。
他の教会も撮影許可したらバチカンから睨まれ
そうですしね。
カトリックや寺院は困惑でしょうが、一般市民はやはり「面白ければそれでいい」ってのが本音でしょうね。私もその一人です。
コメント有り難うございました。