2005年06月02日

私の骨(2001年) 荻野憲之監督

高橋克彦氏の原作を読んだことがあり、原作はもう少し、どよ~んとした雰囲気が漂っていてまだマシだったので一応、前評判が悪かったのにも関わらず観てみた。やっぱり、駄目。つまんない。最初は1960年代のような映像が、悪い意味で続き、間が持たない。更に、せっかくそれっぽい家系にまつわる呪いが解明され、怖くなっていくのですが・・・ちっとも怖くない。

つ~か、無意味な霊的表現多くて、不快&時間の無駄。小松和彦氏の六部や若王子関係の本でも読んで勉強しなおしてから、映画作ればいいのに。もっと&もっと、話を膨らませてジワジワくる日本的なホラーにする素養はあるのになあ~。思いっきり駄作になってしまってます。残念!

あ~あ、もっと素敵な身の毛もよだつ怖い作品を見たいなあ~。つまんな~い。

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posted by alice-room at 01:23| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 【映画・DVD】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
alice-roomさん、こんばんは
「私の骨」は、映画化されていたのですね。すっかりそんなことは忘れていました。(笑)僕は原作も出来が良いとは思いませんでした。高橋克彦氏ですと、「北斎殺人事件」、「総門谷」、「竜の柩」とかは、面白かったです。ただ、これだけ著作が多いと、どうしてもワンパターンになるので、最近は読んでいません。

alice-roomさんも小松和彦氏の著書を愛読されておられるようですね。僕も結構持っています。前の記事で紹介されていた「西洋暗黒史外伝」、僕も欲しいです。
また、何か面白い本がありましたら、ご紹介お願いいたします。
Posted by lapis at 2005年06月03日 00:34
lapisさん、こんばんは。高橋克彦氏の作品は私も一通り読みましたが、記憶シリーズは結構好きですね。SFはまあまあって感じでしょうか?浮世絵関係は面白いのとそうでもないのが混在していると思いました。

小松和彦氏はlapisさんのブログでも読まれていらっしゃるようですよね。おそらく、これもうちの本と重複してますよ、きっと!(笑顔)
小松氏が阪大の助教授であった頃から、継続して読んでます。今は教授になられて、あちこちの雑誌にも書かれてますが、勝手に感慨深く思ってたりします。

西洋暗黒史外伝、ネットの古書店でも時々出てるようです。1000~4000円と値段はまちまちですが。lapisさんに喜んでもらえて私も嬉しいです。いつも通り、濫読ですが下手な鉄砲数打ちゃ当たるの精神でこれからも宜しくお願いします。
Posted by alice-room at 2005年06月03日 01:18
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