2005年06月04日

ヨハネを崇めるマンダ教徒(グノーシス派) 

「世界キリスト教百科事典」教文館を眺めてておやぁ~っと思った箇所があったのでメモ。

ちょっと前に「マグダラとヨハネのミステリー」を読んで初めて知った宗派。バスラとか、ちょうどイラク戦争の場所だけど、大丈夫なのかな? 迫害とか受けていないのだろうか? 

マンダ教徒:
 マンダイア(グノーシス派)と自称し、2世紀のユダヤ・キリスト教グノーシス派の子孫であるという。聖ヨハネ・キリスト教徒、洗礼者、ヨハネの信奉者、サービア教徒(アラビア語)、ナゾリー教徒などとも呼ばれている。マンダ教徒がいるのはイラクとイラン(南西部のクージスタン)のみである。

マンダ教:
 この宗教の中心は、豊穣儀式である。中心となるの聖典はキンザー大宝典(占星・教義などを盛り込んだ聖歌の集大成)、ヨハネ書(パブテスマのヨハネの生涯についての後代の通俗的解説書)、コーラスター(賛美歌集)の3書である。マンダ教徒はメソポタミア南部のバスラ、クート、スール・アル・シュユーフを中心とする地域に住み、聖職者組織を持ち、簡単な形式の寺院において日曜日に礼拝を行う。
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posted by alice-room at 01:07| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録A】 | 更新情報をチェックする
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