本書もその中の一冊。
バフェットのバークシャ・ハザウェイの「株主への手紙」の編集などをしている出版社の編集者があちこちに散見される各種記事や出版物から抜粋して、集めた各種資料集。
つ~か、スクラップ・ブック(?)的な感じです。
そういう意味ではかなり客観的な資料的な要素も多く、興味深い。
但し、古い記事も多く、断片的で統一感は無い。
ある意味、無味無臭な読み物ではあるが、だからこそ、価値があるのかもしれないが・・・。
読んでいて部分的に面白い部分はあるものの、なんとかいうか、とっても面白いものではない。
読み手に努力を要するタイプのものかもしれない。
読者が主体的に読み取っていく必要がある本です。
その一方で資料的に、手元に置いておくのも悪くない感じがします。
借りて読んだので、購入して手元に置くべきか思案中だったりする。
本書だけではなく、他の本と読み合わせていくと本書の価値が更に増すようにも思われます。
悪くは無い本かと。
【目次】完全読解 伝説の投資家バフェットの教え(amazonリンク)
第1章 無名時代
第2章 〈バークシャー〉の株主の寄付
第3章 バフェットと〈キャピタル・シティーズ/ABC〉
第4章 バフェットと〈ソロモン〉
第5章 新型のウォーレン・バフェット? そして旧型も
第6章 バフェットと〈コカ・コーラ〉
第7章 バフェットとゲイツ
第8章 賞賛――何度も何度も
第9章 権力問題
第10章 慈善家の出現
第11章 ギビング・プレッジ