2005年06月07日

「図説 浮世絵に見る江戸吉原」河出書房新社

edoyosiwara.jpg絵がとっても綺麗な図説シリーズの吉原です。どうしても文章の内容としては、前回読んだ吉原三才図絵とかで説明し尽くされている観があるなあ~。逆に最初、こちらを読めば新鮮だったんでしょうけど…。

こちらはカラーで版が大きいから、より見易いのは確か。まあまあってとこかな?わざわざ購入してまで見なくてもいいかも。確か東京国立博物館も結構な枚数持っているんだよね、浮世絵。展示スペースの関係か、ほとんど展示してないけど、時々企画展でテーマに合わせた浮世絵を展示しているから、本物を見るのもいいですね。原宿(?)の浮世絵美術館は、なんにも無いのに大層な入館料取るし、外国人でも無ければわざわざ見たいとも思いませんね。

あっ、先日行った印刷博物館も当然、浮世絵はかなり所蔵してるそうですよ。今度、それ系の企画展があれば、その時に拝見したいですね。

あと、ネットで検索してて時代の流れを痛感したんですが、最近の図書館(県立・都立等)は自分のところで所蔵している浮世絵や古文書を一部ながらその映像を公開してるんですよ。ネットで。それなりに綺麗だし、わざわざ面倒なことしなくても私のような素人には、たま~に観れるだけでも大喜び。いい時代になったもんです。下記、少しだけ紹介しますね。お好きな方はご覧になると楽しいかも?

図説 浮世絵に見る江戸吉原(amazonリンク)

関連リンク
都立図書館、貴重資料画像データベース
埼玉県立図書館 貴重書デジタル画像
他にも大学や、全国の図書館でいろいろあるようですよ! こういうのってお薦めです。

関連ブログ
「江戸吉原図聚」三谷 一馬 中央公論社
「吉原御免状」隆 慶一郎  新潮社
「古書法楽」出久根 達郎 中公文庫

posted by alice-room at 15:40| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類A】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック