
それぞれの分野の専門家を選者にして選んでいるので、かなりの人数が関わっており、選ばれているのはそれなりの本かもしれないが、あまりにも言葉足らずな説明。簡潔なら好ましいが、説明不足に頁数不足の両方が相俟って、なんか薄っぺらで結局どっちつかず。私にはこんなのが辞書や事典選びの役に立つのでしょうか?と疑問に思わざるを得ない。
冒頭の意気込みから、ちょっとは期待したんだけどなあ~。結局、流行の○○が面白い的な安直な本でした。勿論、書名さえも知らない本がたくさんあり、そういうのが分かっただけでも有益ですが、どうせならもっと、硬派に書誌的なことを羅列してくれても良かったのにね。そもそもそういうのが探せないし、知らないから困ってるんで、選者の必要以上の思いなんていらない。思いだけで成果につながらないのは無駄。だって、エッセイじゃないんだからね。
読み易さを重視して中身が空っぽになってしまったみたい。なんか悲しいなあ~。本当はもっと&もっと増えていって欲しいタイプの本なんですが、こんなんだったら売れないだろうし、後続する本にもマイナス影響が出そう。
どういう方針でこれから進むのか分かりませんが、もっと腹くくってこの手の本は書いて欲しいなあ~。路線としては、大いに期待してるんですから。さあ~って、仕事でもして落ち着いたら、もっと素敵な楽しい本を読もうっと。
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辞書、辞典、図鑑大好きですから、そういう参考書を読むのもいいかな?と思いましたが。。。
図鑑の図鑑なんてのもどうかな?
意味無いんだろうな。。。(笑)
個人的には図鑑から抜粋した図を集めた頁と、微に入り、細に入り、必要以上に詳しい説明をした頁とが見開きとかなら、見易くていいかなあ~。でも、そんな詳しい説明を入れたら、見開き2頁じゃ足りませんね。困った?
でも、ほんとあったらいいですね。
とはいえ。
この本、平積みになっている横を通り過ぎたことしかないのですが、監修がトラジャルであるところがなんとも怪しすぎますね(笑)
図書館で借りるのでもなければ、まず買わない本ですね。あとブックオフの100円棚なら、可能性はあるかな? 息抜きに飛ばし読み用に借りていたので、ちょうど良かったかも? 読書の合間に、本で息抜き? ん?
コメント有り難うございました。