普光寺が見えてきました。いきなり茅の輪があって、これをくぐって入ります。こういうのはちょっと珍しいかな？
普通、茅の輪って行事の時にくぐったりするけど、いつもこれっていうのは初めての経験です。
中に入って内側から見ると、こんな感じ。両脇には石塔やお地蔵様が並んでいます。「小川の大師様」と呼ばれていて、天台宗系で厄除けのご利益があるそうです。
何気に七福神が祭られています。ここの境内にあるのは５つまで。残りの２つは、聖観音の方にありました。毘沙門天と弁財天。
福禄寿と恵比寿。
大黒天。
普光寺の敷地内でちょっと離れたところに、「比企西国札所29番 聖観音」があります。
七福神の残りの寿老人と布袋です。
歩いている道沿いの竹やぶ。ちょっと育ち過ぎて、食べても美味しくなさそうなタコノコを発見。まあ、時期的にも遅いでしょう。竹の子お刺身とか好きなんだけどなあ～。
さあ～って、田んぼの中の道をドンドン歩いていきます。バイパスを横切ったり、線路の下のトンネルをくぐったり、道標があるので迷子にはなりません。
そこそこ歩くと、ようやく新緑深い「菖蒲沢沼」へ到着！ 実は・・・ここに来て初めて気付いたのですが、この沼知っていたりする。電車で小川町駅へ向かう途中で車内から、しばしば見かけて気になっていた沼でした。今回、来てみて、名前を初めて知ったんですけどね。
ここだって、特に何かで有名な沼というわけでもなく、本当に普通の沼です。ただ、周囲がちょっとした樹木に囲まれているので、写真で見ると結構良さそうに見えたりする。
まあ、写真の魔術ですね。風景写真でしばしばあるように、実際にその場で見ると、たいしたことないんですが、一部分だけ時間・空間を切り取りって見るとイイ感じに見える。そのパターンです。
釣りとかするには、いいかもしれませんね。時間がもったいなくて短気な私は、中学生以来したことないですけど。
沼の周囲をぐるりと廻って、木々に蔽われた道を進むと・・・。
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埼玉散策シリーズ～輪禅寺・普光寺コース3(小川町)
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