2015年08月30日

「週刊東洋経済 2015年4/18号」金融異変 東洋経済新報社

最近、FinTech とかIT業界のバズワードみたいなのが流行ってますが・・・、ここんとこ経済誌とかをあまり読まなかったので久しぶりに金融テーマのものを読んでみた。

企業の資金需要が減少する一方で旧態以前としたビジネスモデルの銀行業界。
国債ディーリングでの売買益なんて、それを収益の柱になんてできないしねぇ~。

一定の資金需要のある最後の望みの住宅ローンも激烈な金利競争で酷い状況ですもんね。
借り換え頻発するはデフォルトに対する十分なリスク負担を可能にするだけの利鞘の確保もままならないまま、金利は下がる一方だし・・・。

生保や損保も美味しいところだけ外資に虫食いにされて、過去の販売商品の逆ザヤじゃあねぇ~。

そういやあ~金融庁のサイトでは、地銀のビジネスモデルが今後破綻しかねない危険を指摘し、今後どうするか?とか書かれてたけれど、将来に向けての絵なんて描けてるところほとんどないんじゃないでしょうかね?

住宅ローンはボリューム取れても利益はほとんど出せない以上、今後は個人融資と言ったってねぇ~。
都銀は一時、サラ金をみんなグループ会社にしてたけれど、過払い金請求でしょ。あの最高裁の判決も法的安定性とか基本的なものを無視して、過去に遡及させるって、気違いじみた判決でおかしくなったし。

ビジネスルールがコロコロ変わり、過去に遡及するなんて、日本は法治国家ではないってので外資はみんなサラ金から撤退したもんね。そうそう。

まあ、そこに新たに参入しようと既存の銀行等は未だに画策してやってたりするわけですが・・・。
はてさて???

アップルやamazon、googleやLINEなど、ありとあらゆる業界が決済手段に絡んでくるわけでしょ。
便利ならなんでもいいわけですしね。もっともIT関連は基本的にセキュリティー面ではどうやっても信用ならないわけでもあるのですが・・・。

ただ、金融業界のとろいスピードでは新興IT系のスピードにはかなわないでしょうね。
あちらは、開発できていなくて平気でプレスリリースするし、当然、バグわかっていても後でパッチあてればいいやとか考える方達ですから。魔法石ばらまけばOK?とかレベルですよ。

個人情報漏れたら、数百円あげてごめんね。
でいい業界と監督官庁にがんじがらめのとことでは、そりゃ、発想が違うだろうしね。
もっとも元々、ITベンチャー系出身の私的にはあちらの方が合っているってのは感じますね。

無意味なダブルチェックやらトリブルチェックして、意味のない形式だけの証跡残して、ちゃんとやってます!というだけで実質の伴なわい部分に労力割いているのは人的資本を含め、無駄過ぎる・・・・。

人・モノ・金の効率的分配こそが経営の本質ならば、もっとうまく使いこなして欲しいと思わずにはいられません。まあ、愚痴を言ってるうちはまだまだ私も駄目なんでしょうね。

待っていては何も変わりません。
働きかけても変わらないならば、自らが変わるしか選択肢は無いでしょう。

おっと、その前にいまさらながら、トマ・ピケティの「21世紀の資本論」を読破しないと。
読み切れるかなあ~、ようやく1割読んだところですが、正統派のマクロ経済学っぽくて悪くないです。
過去の歴史的なものを踏まえつつ、まずは自分が使う言葉の定義をきちんと行いつつ、出来るところと出来ないところを明確に線引きしながら、全体として意味のある分析を見つけ出そうとしている姿勢は、当たり前なのですが信頼できる感じです。

率直な感想だと、非常に懐かしいです。
昔大学院で経済を勉強してた頃を思い出しましたよ(笑)。

とりあえず、今週はレバレッジのきいたブル投信で、資本収益の分配に与りつつあるところなんで楽しく読めそう♪ ソフトバンクや銀行の劣後債を持ってて、手元にキャッシュがあまりなくて、投信をたくさん買えなかったのが残念!

家買った時の2/3を現金にしたのは勿体なかったかな?
ローンにしといて、資金を投資に振り向けるべきだったけれど、こればかりは結果論なんで致し方無し。

早く金持ち父さんになりたい(!)です♪
【目次】
【第1特集】金利水没と揺らぐビジネスモデル 金融異変
沈む金利、さまようマネー 金利低下に苦しむ金融界の焦燥
生か死か 迫るニッポン金融「最終戦争」
県境を越えよ! 加速する地銀の越境戦略
“狩猟型営業”との決別 米国発「証券革命」の衝撃
森田敏夫●野村証券専務「改革の正念場はこれから」
問われる銀行業の本質 動産金融は根付くのか
白熱する生保頂上決戦 猛追・第一を迎え撃つ巨人・ニッセイの勝算
INTERVIEW 筒井義信●日本生命保険社長 渡邉光一郎●第一生命保険社長
地銀再編 金融庁が仕掛ける「奥の手」
完済後は攻めの経営へ りそな「サービス改革」の成否
米「最強地銀」 ウェルズ・ファーゴの正体
漂流・黒田日銀 異次元緩和撤退は不可避!?
ゆうちょ襲来 秋上場でも見えぬ成長戦略
貸し出し底入れでも潜む不安 視界不良の信金事情

【巻頭特集】糸井重里の資本論 「僕たち、ほぼ上場します」
インタビュー 「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰
「堤清二さんからビジネスを学んだ」 糸井重里の人脈図
「ほぼ日」ってどんな会社? 大ヒット生むイワシの群れ

核心リポート
01 辺野古移設問題で激突 地元民意踏みにじる政府
02 トヨタが新工場決断 凍結解除で反転攻勢
03 好調セブンが仕掛ける コンビニ改革の実験
04 活況ムードに冷や水 続出するお粗末IPO
05 さらば長時間労働 動き出す「仕事革命」

ニュース最前線
金融 大正銀がトモニ傘下へ 第二地銀・再編の脈動
物流 “お荷物”の日本郵便 通販で狙うシェア奪取
製紙 北越紀州と三菱が破談 迷走続く「第三極」作り

三人三談
春の特別版 アイデアが出ない! 阿刀田 高/佐藤オオキ/古沢良太

ひと烈風録
鎌田正彦 SBSホールディングス社長 佐川の運転手辞め起業 今や物流業界の風雲児

連載
|経済を見る眼|日経平均株価に惑わされるな/齊藤 誠
|この人に聞く|伊藤正明●クラレ社長|コアの樹脂と祖業の繊維
|少数異見|それでも、政治家こそドイツに学べ
|知の技法|本質をつかむキーワードを探す/佐藤 優
|中国動態|アジアインフラ投資銀行と艦艇建造の共通点/小原凡司
|グローバルアイ|アジア的価値観よ、安らかに眠れ/イアン・ブルマ ほか
|フォーカス政治|アベノミクスはマクロ政策偏重を打破できるか/塩田 潮
|株式観測|海外勢の売り、国内勢の買い、日本株は正念場/濱崎 優
|為替観測|ドル、円とも売られ、ほかの通貨が対円で強くなる/佐々木 融
|価格を読む|ビジネス腕時計|高機能化を進め価格上昇
|マクロウォッチ|台風の目になるか、アジアインフラ投資銀行
|ブックス&トレンズ|『他人の意見を聞かない人』 を書いた片田珠美氏に聞く ほか
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|池田屋騒動は二人で成立する/童門冬二

週刊東洋経済 2015年4/18号 [雑誌](amazonリンク)
ラベル:実用書 金融 書評
posted by alice-room at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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