2015年11月08日

「掟上今日子の備忘録」西尾 維新 講談社

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作品を知ったのはドラマの宣伝をテレビで見た時。
最初にテレビを見た時は、正直あまり面白そうには思えなかったですが・・・たまたま本を渡されて読んでみました。

西尾さんの作品としては地味な系統のオールドスタイルの探偵小説になります。
「ニンギョウが・・・」的な実験的作品でなければ、近親相関的な閉じた世界での話でもなく、パンツも出てこない、委員長ちゃんも出てこない作品になります。

まあ、一応は眼鏡っ娘が出てくるので、それだけが唯一の救いですが・・・・(オイオイ)。

西尾さんに拘らず、普通のミステリーとして読めば、普通のミステリーです。
必要以上に凝った仕掛けもなく、謎を謎として探偵が解いていく、まともな推理小説です。

読んでる当初はドラマを見ていてもそうでしたが(ドラマは流し見で2回分ぐらいで放置してた)、そんなに面白くはないんです。ただ、読んでいると後半以降でしょうか、結構、引き込まれます。あっという間に1冊読了しましたから。

悪くないかも♪

続編もあるようですが、読みたいと思う作品でした。
少なくともドラマは見逃している部分も含めて、先ほど3話分までドラマも見てみるぐらいのモチベーションをあげてくれます。ドラマはだいぶ違うところもあるようですが、まあ、個人的には原作の方が好きです!!

ただ、ドラマも悪くないかと。
今日子さん自身の謎も解き明かされるのかなあ~?
その辺は楽しみにしたいところですね。

昨日、休日出勤して代休も取れないし、溜まった有休も取れなさそうでこれから改めて転職サイトを彷徨う予定の私なのでした。はあ~、アーリーリタイアしたい・・・・。

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posted by alice-room at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 西尾維新】 | 更新情報をチェックする
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