2016年02月16日

「中世の修道制」上智大学中世思想研究所 創文社

三省堂池袋の第1回古書市で購入したもの。
基本、リブロ時代のと同じノリですね。出している古書店も同じところがほとんどかな?
少し違う古書店さんもいたようだけれど・・・。

さて、インフルの検査を病院で受けながら午前中に拾い読みしてた。

もともと大学の紀要とかに載せてたのを本にしたのでそれぞれの章は完全に独立している。
こないだ行ったベルギーのペギン会のところとシトー創立のところだけ、読み終えたとこ。

う~ん、微妙かな?
貴族とか金持ちの子女が持参金付きで教会に入るのとは別で、在俗のまま、使途的清貧生活を送るってことなんですね。知らないまま、白鳥のいるところで記念写真撮りまくってましたが、いろいろと分かると興味深いです。

ハンザ同盟の主要な拠点であるブルージュやゲントなど、ふむふむと勉強になりました。
個人的にはまたムール貝食べて、ランビック飲んで、チョコ食べまくりつつ、たくさんの絵画を観に行きたいなあ~。IS関連が落ち着くまでは、ちょっと治安が不安だけれど・・・・。
【目次】
1 東方キリスト教修道制の起源と展開
2 ビザンツの修道制
3 アウグスティヌスの修道霊性
4 ガロ・ロマン末期のローヌ修道制―レランス修道院とその周辺
5 聖ベネディクトゥスの『戒律』とその霊性
6 隠修士とその時代―ラ・グランド・シャルトルーズ修道院を中心に
7 シトー創立と「使徒的生活」
8 騎士修道会の創設とその日常生活―Templiersを中心として
9 最初の律修参事会―プレモントレ会の創立をめぐって
10 フランシスコ会の創立をめぐって
11 ドミニコの霊性と説教者兄弟会―言の新たな次元の開披
12 ベルギー中世のベギン運動
13 イグナティウス・デ・ロヨラの神秘体験―イエズス会の霊性の起源
posted by alice-room at 17:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 【書評 宗教B】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

お久しぶりです・・・と言っても覚えていらっしゃらないかもしれませんが、以前良くお邪魔させて頂いていたOZです。
今日ウンベルト・エーコ逝去のニュースを読んで、久々に覗かせて頂きました。

相変わらず色々読んでいらっしゃいますね~。
この御本も目次は面白そうですが・・
微妙なんですね?!(笑)
地元にはスイス最初のバロック様式の教会があります。
イエズス会の教会で、フランシスコ・ザビエルも天井にド~ンとおわします(笑)
なのでイグナティウス・ロヨラの神秘体験ってなんだろう~?と興味つつ。
読みきる自信もないので、かいつまんで欲しかったり・・と久しぶりのわりには勝手言いましてすみません。

ブルージュは素敵な町だと思いました。
静謐さがなんともいえない。
ベギン修道会の庭ってなんだか変・・と思ったら、
あそこの木って皆傾いで立ってるんですよね。
不思議といえば不思議です。
で、勿論ワタクシもビールだ、ムールだ、ワッフルだ、と大騒ぎでした。
Posted by OZ at 2016年02月21日 02:54
OZさん、お久しぶりです。
最近はあまり時間が取れず、本は読んでもあまり書評(というか感想)を書けておりません。

そうそう!
エーコ亡くなられて、かなり驚きました。
なんか、いろいろと変わっていきますね。
早くのんびりと本を読む時間が欲しいです。

今は新しく生活し始めたミニチュア・シュナウザーのワンちゃんとの共同生活に全精力を注いでおります(笑)。

ブリュージュ、いいですよね。ベルギー今年も本当は行く予定でしたが、さすがに今年は無理っぽいので諦めております。
国内も国外もいろいろと有り過ぎて、おうちの草むしりや芝刈りに励む日々です。

OZさんもとりあえずはお元気そうで何よりです♪
Posted by alice-room at 2016年04月24日 21:22
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