2007年06月01日

「きりきり亭のぶら雲先生」1、3巻 きくち正太 幻冬舎

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粋できっぷのいいまさに姉御肌のシャンとでも言えばいいのでしょうか? まるで江戸時代の人情物のようなノリで、随筆をお仕事にする女性が主人公です。

実に絵がイキイキとしてるんです。主人公のキャラも立ってるし、つくも神は出てくるし、時代感覚が基本、江戸か明治・大正っぽいんだけど
舞台はしっかり現代だったりする。とにかく情緒や風情が堪らなく良い!

まあ、下ネタもあるんですが、いやらしさが全くなくて明るく笑えてしまう辺りが、下町風情っぽいかな。みんなが好き勝手に自由に生きながら、でも何気に助け合ったり、支えあったり、それでみんなが幸せになれる、そんなお話がたくさんあります。

人生は、やっぱり余裕がないといけないなあ~と痛感させられる本でした。ちまみに私が読んだのは1巻と3巻。両方とも面白かったけど、3巻の方がいいなあ~。まあ、一応順番に読んだほうがいいかも。あまり問題はないけどね。

きりきり亭のぶら雲先生(1)(amazonリンク)

ラベル:コミック
posted by alice-room at 00:15| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【漫画 アニメ】 | 更新情報をチェックする
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