具体的に言うと、酒の肴があまり美味しそうではない。安くて美味しい大衆酒場なら、嬉しいが、ただ安いだけでつまらない肴で酒を飲まされるなら、そういう店には行きたくない! たとえ、どんなに風情があっても!
なんか今回はそんなふうに感じてしまうお店が多かった。ネタ切れだろうか・・・、本書はあまり面白くない。看板だけ見たことのあった店を見つけたが、私の経験からでは、どう見ても美味しくなさそうだった。ふと、本書で紹介されている店って本当に、なんらかの価値があるのか・・・疑問が浮かんできてしまったのも事実。だけどねぇ~???
前の本は、読んでもいいけど、本書まで読む必要はなかったなあ~と思いました。お勧めしない本です。
【目次】続・下町酒場巡礼(amazonリンク)
第1章 人情話を肴に今宵は憩う
第2章 こだわりに酔い、酒に酔い
第3章 立ち飲みブルースが聞こえる
第4章 わが麗し、セピア色の本格派
第5章 もつ焼きの煙が目にしみる
第6章 大衆食堂に懐かしい風が吹く
第7章 ふらふらと夕暮れ逍遙
関連ブログ
「下町酒場巡礼」大川渉、宮前栄、平岡海人 筑摩書房
「酒の肴・抱樽酒話」青木 正児 岩波書店