
NHK探検ロマン世界遺産
100年以上前の蒸気機関車が走っている。しかも狭軌幅の線路で小型蒸気機関車。世界は広いね、山岳鉄道と言ってもなかなかのもんです。山岳鉄道というと、あまり物を知らない私は碓氷峠でしたっけ?スイッチバック式とか、レールにギザギザのある奴とかしか頭に浮かばないんですが、こいつはまたかなり特殊です。有名な茶葉ダージリンを運ぶ為にイギリス人がこんな山岳地域にまで鉄道を持ち込んだそうです。すごいねぇ~、良くも悪くも植民地時代のパワーを感じさせます。もっとも日本もあの当時は、満鉄で特急あじあ号走っていたもんね。是非、特等車にでも乗って優雅に旅したかったなあ~。
話がそれてきましたが、現在も茶葉の輸送に使う他、地元密着で人々の足になっている姿は実にほほえましい。急な傾斜やカーブが多い為、速度が遅く、人々の乗り降りが停車しないのに飛び降りたり、飛び乗ったりするのはまさにインド的。友人でインドに行った人が窓から、飛び乗ったりさせられて閉口していたが、私はそういうの好き。やってみたいなあ~。別な本で読んだところではインドは世界に冠たる鉄道大国で走行総距離も世界有数だそうです。是非、乗ってみたいもんです。もっとも、インドの凄さは誰からでも噂に聞きますが、軟弱者の私は適応できるか不安ですけどね。タージマハルもまだ見ていないし、あれを見ないで建築を語るのはモグリみたいですから・・・。
そうそう、この蒸気機関車ですが、中でも特に感銘を受けたのは部品が全て手作りでメンテンナスされていること。そりゃそうでしょう、さすがに100年以上も予備の部品はストックできないでしょうし、メーカーもなくなっているか、少なくとも製造は中止しているでしょうから。鉄道の修理工場で自ら鋳型に解けた鉄を流し込んで、部品を作るなんて、驚きですよね。世界遺産の理由がようやく納得できました。また、祖父・父・息子と3代に渡る鉄道マンの一家。自分の仕事に誇りと情熱を持っているんだなあ~って感じました。事故を起してしまった先日の日本の鉄道とは違ったように見えてしまいました。悲しいながら。
あとね、ちょっと面白いと思ったのは、万年赤字の鉄道らしく存続が常に危ぶまれているそうなんですが、この素晴らしい鉄道をバックアップしていこうという団体があるそうです。イギリス人中心の鉄道マニアの集まりらしいけど、こういう所なら入ってみたい気がしますね。たぶん、ネット上にサイトあると思うんだけど・・・やっぱり、あった!たぶん、この団体じゃないかな?
the Darjeeling Himalayan Railway society
いろんなものがあり、いろんな人達がいる。面白いですね。
確か、シリグリという街からこのトイトレインに
乗りました。2両編成だったかな。途中何度も斜面の
途中でとまったことを覚えています。
そのとき車内ではやはりわたしはHELLO(
何をするでもなく笑っているだけ)になり
子どもたちとお喋りしました。といってもほとんど
ジェスチャ-ばかり・・・
結構乗ったかな7~8時間くらい。
その後ダ-ジリンからサンダクプ-という山へ
トレッキングしました。
まだ走っているなんて・・・。がんばれトイトレイン
TVで見ただけですけど、ダージリン鉄道も本当に良さそうですよね。コメント有り難うございます。