2007年06月07日

「ウィリアム・モリスとその仲間たち」岡田隆彦 岩崎美術社

うわあ〜、うわあ〜、ちょっと恥ずかしいかな?っていうか、かなり恥ずかしいのですが、実は本書を読むまでロセッティとモリスの間に、関係があるとは夢にも思いませんでした。完全に、別個の存在と認識していました。

あれほどロセッティ好きとか言いながら、こんなレベルだもんな。我ながら赤面以外の何物でもない。まさか一緒に活動してことがあったなんて・・・!

ラファエロ前派の絵って、基本的に私好みで画集や絵葉書集など持っているし、実際にあちこちの美術館で実物も見たけど、いやあ〜私って物知らない奴だなあ〜と心の底から再認識しちゃいましたよ。

それだけで本書は読む価値あったかも。本書の中では、モリスが考案した壁紙のデザインや、出版した本の装丁や頁、飾り文字が図版で紹介されています(・・・確か印刷博物館で見たような覚えが・・・)。図版だけで本書の半分を占め、作品の解説やモリスの行っていたアーツ・クラフト運動などの説明が残りを占めます。

そこそこ図版が入っているのは、嬉しいのですが、全てモノクロなのが残念。カラーもあると良かったんですけどね。あと、モリス関係の説明ですが、何も知らなかった私がコメントするのもおこがましいですが、率直な感想は、読んでいてあまり面白くはないです。モリス自体に、そもそもあまり関心がないせいもあるのですが、あまりに淡々とした記述でもっと熱い情熱的な要素があるはずなのですが、本書からはそれが伝わってきません。どんなもんでしょうかね?

本書は自由価格本として、だいぶ安くなっていたので買ったのですが、定価で買うのは、ちょっと・・・という気がします。特価書籍ルートでも流れていると思いますので、定価の半値以下で買えると思います。私は700円ぐらいで買ったかな。それでも、内容的にはイマイチだったけど。
【目次】
ウィリアム・モリスとその周辺
デザイン運動の母胎・ラファエル前派
新しい芸術と工芸の運動
モリスのデザインとその思想
ウィリアム・モリスとその仲間たち―アールヌーボーの源流(amazonリンク)

関連ブログ
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タグ:書評 アート
posted by alice−room at 20:47| 埼玉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 美術】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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