学生の時、6月か7月頃、一人で東北を旅していた際にたまたまどっかの鎮守様のお祭りに当たり、縁日の一角にお化け屋敷を見つけたことがあります。歳をとってもチキンな野郎の私ですが、何故か好奇心だけは旺盛で入ってみました。ところが…。ここのお化けって若者がやっているのかプロっぽくなく、狭い通路内に蛍光塗料を塗った衣裳をつけて、入口からずっと追いかけるんです。もう怖いの怖くないのって…号泣。すさがにいい年した男が泣く訳にもいかず、苦笑いしてかろうじて我慢しながら、何故か本当に怖かったのを鮮明に覚えています。
それ以外だと京都の八坂(神社)さんのとこのお化け屋敷ですね。春と秋に小屋がかけられます。夏だと、麻布十番祭りにも同じ業者さんが出てます。ここはドキドキ感とお笑い感とが混ざったほのぼの系。さすがに「板に血」はないですが、それに近いノリがあります。と、同時に蛇女は怖かったんですが…。河童の河太郎君は好き!!
私の思い出話になってしまいますが、基本的にこのノリです。勿論、きちんと小屋の内部や人の流れ、怖さの演出等にも説明があり、歴史的な変遷も紹介してくれてます。でも、見たことない人が読んでも面白くないと思うなあ~きっと。あくまでも見たことのある人が、そうかあれってこういう意味なんだ。とか納得&共感して意味がある本だと思います。
こういう失われいく伝統とは言わないまでも、昔の大衆芸能って見れるうちに見ておかないとね。たまに行くのは風情があっていいかも? 浴衣か甚平でも着込んで女性と一緒に行きましょう。根付も忘れずに!きっと女性にすがりつつ青い顔して出口に立つ貴方がいますよ~(情けない)。
そういえば、もうすぐ花火の季節。夏ももうすぐですね。全然、書評になってませんが、そんな感じの本です。さらっと雑誌感覚向き。
化物屋敷―遊戯化される恐怖(amazonリンク)
霊媒体質ではないですが、極々微量に霊感体質なので全く見えたり聞こえたりしないものの「厭な感じ」が顕著にある場所のひとつであるため。
勿論、ビジュアル的にも大の苦手ですが。
まぁよれはよいとして、橋爪紳也、けっこうファンです。それだけ(笑)
まだ若く、今後も面白いことをやってくれそうな人です。シンポジウムでクギヅケでした。
厭世主義の小学生、同級生なら絶対におともだちにはなれません(笑)私がダダに目覚めたのは中学以降なので、きっと卒業後に「あー、仲良くしとけばよかったなぁ」と思うクチだと思います(笑)
ダダに中学生というのは、十分に早いのでは…ないですか(笑顔)。シュールレアリスムにもうすぐみたいな…怪しいかも?(笑)