「私の本棚」新潮社

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玉石混交ってのが正直な感想。

そういえば、以前買った本で本の重みで床が抜けた・・・と書かれていた井上ひさし氏の話もあったけれど、特に大したことない内容でした。

ちょっと意外な人物として小泉武夫氏が書いていた。
本を置く場所が三か所もあり、本が整理されることなく集積し、必要な本を探すのに何日も書庫を彷徨うことを書かれていた2万冊を超えているとか。

小泉氏の発酵関連の食の本は興味深いものが多かったけれど、どちらかと言うとフィールドワークで常に外で行動していて本に囲まれた生活とは縁が無そうな勝手な印象を持っていただけにその意外性も面白かった。

ジャンル分けとか整理による効率性は憧れるがその為に、貴重な時間を費やされるのは避けたいもんねぇ~。

確かに目的の本を探し当てたり、自分の部屋で思いもよらぬ面白そうな本を見つけたりすると宝物でも探し当てたような気がするのはまさに同感だったりしますね、ハイ!

あと・・・金子國義氏のところは、アート系の人は本当に別世界だなあ~と思ったりしました。
どんな環境で育ったんでしょうね。
とてもではないですが・・・部屋にそんな大きな本は置けません。

鹿島茂氏のところは、さもありなん!って感じ。

本は場所を取りますもんね。庶民の私は8畳の部屋を本で埋める気はありませんので、要らない本を段ボールでネット古書店に売る日々です。数十箱くらいですけれど・・・。

氏は革装の重厚な洋書に囲まれているそうで、その書斎を撮影用に貸し出して、少しでも本代・場所代にあてているとか。それが出来るくらいの蔵書数ってのもあるんでしょうが・・・撮影スペースとして貸し出せる勇気も素晴らしいですね。それほど人を信じられませんね、私は(笑)。

軽く読み飛ばすにはいいかもしれません。
そんなに感銘するほどの内容も勿論、ありません。
【目次】
すべての本を一列に並べよ(小野不由美)
消える本箱(椎名誠)
エバーグリーンの思い出(赤川次郎)
本棚の行政改革は難しい(赤瀬川原平)
To be or not to be(児玉清)
怪しい趣味(南伸坊)
本の力(井上ひさし)
本棚は難しい(荒井良二)
価値のない価値(唐沢俊一)
書棚はひとつだけ(内澤旬子)
蔵書の掟(西川美和)
本棚が、いらなくなる日(都築響一)
昔は祭壇だったのに(中野翠)
目茶くちゃな本棚(小泉武夫)
少年期的読書(内田樹)
“永遠の美しさ”に囲まれて(金子國義)
父の後姿(池上彰)
読書のベースキャンプ(田部井淳子)
ピノッキオの本棚(祖父江慎)
愛人に少し稼いでもらおう(鹿島茂)
和本が落ちてきて(磯田道史)
混ざりあう心地よさ(酒井駒子)
アマチュアの本棚(福岡伸一)
私の本棚(amazonリンク)

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