2016年12月23日

「酒場のオキテ」吉田 類 青春出版社

もう文化人として名が通っている吉田類氏の酒場絡みの本です。
だってNHKにも出てたし・・・ね。

酒場のお店の歴史から料理、酒、風情、人情、エトセトラ。
一切合切を絶妙な語りで切り取って文章にしたもの。

正直、美味しいお酒や肴ばかりではないはずですが、その辺、実にうまく表現している。
物事の良い面ばかりを評価して、マイナス面は大人の寛容さで温かく見守る感じが出ています。

良くも悪くも愛される酒飲み、なんでしょうね。

ふらっと飲みに行きたくなる本ですね。
旅のお供とかにも良いかもしれません♪
【目次】
第1章 大衆酒場の作法―浅草の老舗回廊
第2章 下町でもう一杯―東京下町酒場の系譜
第3章 都心の酒場へ―ゴールデン街から中央線沿線へ
第4章 地方の温もりを求めて―心の醸造列島
第5章 立ち飲みの流儀―酒場の聖域へ
終章 夢の酒場へ
酒場のオキテ―「酒通」の「粋」がわかる本 (青春文庫)(amazonリンク)

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posted by alice-room at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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