
本書で取り上げられるのは他のこの手の酒場本でよく出てくるオーソドックスな店ばかりで、本書独自のものはほとんどない。著者自身も他の酒場本を見てから、店に行っているので良くも悪くも二番煎じの域を出ない。
また、本書を読んでみても普通のお酒が好きな女性が有名な古典酒場巡りをしました~。
それをイラストで表してみました。それ以上でもそれ以下でもない。
ただ・・・イラストがうまいとは思いませんが、いい味を出していると思います。
本書を読んでいて、モツ煮を食べたくなりました!!
非常に緩い入門書の入門書レベルかもしれませんが、割り切ってしまえば、楽しく読めます。
実際に読んでいて悪い感じはしませんでした。
まあ、店の選択が一切の独自性がなく、新しい店の開拓に労力を払わず、先達の成果にタダ乗りしている点だけはどうか?と思いますが・・・。個人的には否定はしません。単純に本書を読んでたら、どっかに飲みに行きたくなりました(笑顔)。
【目次】東京 無敵の名酒場(amazonリンク)
東京EAST
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・千住
・赤羽
若者街の激渋横丁
・渋谷
・新宿
・池袋
都会のオアシス
・有楽町周辺
・品川~大井町
中央線エリア
・中野~三鷹
東西線エリア
・木場~門前仲町