著者はホーム・インスペクションで有名なさくら事務所の方。
うちも自宅購入前にここ依頼したことあるので、そういう意味では信頼感があったりします。
さて内容ですが・・・、不動産投資関係の本としては正直、それほど特筆すべき点はありません。オーソドックスな内容ですね。そういう意味では奇をてらったところもなく、堅実な内容かと思います。
ああっと、忘れるところでした。そうは言ってもやはり物件調査の専門家、建物の良し悪しを判断する方法等は絶対に役に立つのは間違いないです。まずは自分で物件を判断し、そのうえで専門家に調査をしてもらったうえでメンテンナンスを含めた正確なランニングコスト+購入諸費用をベースに採算性を考えなければ、投資のスタートにも立てませんからね!
何冊か著者の本を読んでいるので個人的には目新しさは感じませんが、大切な基本であり、その辺は安心感があります。不動産投資一般については率直なところ、普通ですが、手元に置いておいて損はない本かと思います。
さて・・・ローン支払い完了も視野に入ってきたし、相場暴落に向けてしっかり投資用不動産の勉強をしなければ!! 暖かくなったら、物件巡りもやってみましょう。
【目次】不動産投資「やっていい人、悪い人」──年収200万円時代に備える (講談社+α新書)(amazonリンク)
序章 成功する不動産投資家になれる人、なれない人
第一章 平均年収200万円時代を生き残る
第二章 不動産投資は本当に儲かるのか?
第三章 「空室率13パーセント」のリスクとチャンス
第四章 多様化したニーズに応える物件が足りない!
第五章 成功を手にするマネーマネジメント
第六章 幸運を呼ぶ「極上物件」の見抜き方
第七章 富を生み出す管理、吐き出す管理