2017年01月21日

「『百科全書』と世界図絵」鷲見 洋一 岩波書店

本文内でも語られているが、これは「百科全書」について語られた本ではなく、それをネタに著者の趣味のおもむくままに好きなことを語っているエッセイ本みたいになっています。

必要以上に、著者の独り言的なコラムが大きく多数入っていて、タイトルから期待されるであろう内容は、私の場合、ほとんど見つけられなかったです。
【目次】
1 世界図絵の変容と近代
巨大量、収集、分類―世界図絵のなかのフランス『百科全書』
過剰・集積論―記憶術、ベーコン、『百科全書』、そしてアーカイヴ
世界図絵のなかの水車
2 『百科全書』の図版と一八世紀
整合と惑乱
図版のなかのフランス一八世紀
3 理性の夢
繁殖する自然―博物図鑑の世界
一八世紀の夢―気球の旅
ラベル:書評 百科全書
posted by alice-room at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 本】 | 更新情報をチェックする
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