2017年01月26日

「成功する大家さんは「新築賃貸住宅」を選ぶ」大川内 拓生、永見 勝  宝島社

不動産投資の本で情報の非対称性でレモンの話が出てくるのは本書が初めてでした!
著者はよく勉強して実際の経験も豊富に持っている方だと思います。

ただ・・・サブリースの問題だとかは本書でほとんで触れていません。
まあ、ご自分で会社をやられている以上、敵を作れば仕事やりにくくなりますからね。

そういう意味では、その辺のことはある程度差っ引いて読まなければなりません。
また、なんだかんだ言っても人口が増えている時代にやられていたわけで人は入っていたんだと思います。学生用の賃貸とかも大学が移転していく都内近郊だったら、大変ですもんね。それを言うときりがないのも事実でしょうが・・・。

そうそうこの手の本との違いとしては、マクロ経済的な視点も含めて大家経営を書かれていることですかね。
マクロ・ミクロで見る視点は嫌いではないですが、個人的にはその辺ある程度分かっているので紙面が浪費されている感じがしました。

逆にいうと不動産投資としての本としては、特に目新しい内容は無かったように感じます。
もう何冊か本も読んで、ネットで物件研究もしてみますが、やはり実際に買ってやってみないと分からないというのが真実でしょうね。

【目次】第1章 混迷の時代だからこそ、賃貸住宅が建つ
第2章 賃貸住宅に「新築」をおススメする、これほどのワケ
第3章 私が新築賃貸住宅経営を始めた理由
第4章 原理原則を踏まえれば、誰でも成功できる!
第5章 こんなに違う新築と中古のアフター・メンテナンス
第6章 間違ってはいけない、賃貸住宅経営の掟
第7章 失敗しない賃貸住宅経営の極意を学ぶ
成功する大家さんは「新築賃貸住宅」を選ぶ (amazonリンク)
ラベル:書評 不動産投資
posted by alice-room at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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