古書店 or 古書あるあるなエピソードが書かれています。
基本、たいした内容はないのですが、何点か気になったものもありました。
・生田耕作氏が古書店に来てるのを書かれてました。
何冊か翻訳された本持っているし、本書にも書かれてたサバト館で出された本もうちの本棚にはあるのだけれど、正直私にはいい訳には思えなかったりする。
原作自体がつまらないのかもしれませんが、この人の翻訳は好きではなかった為、以後、関連する書籍を買わなかった記憶がありました。
・竹中英太郎の「百怪、我ガ腸(ハラワタ)ニ入ル」と記念館
昔かった覚えがあるのでこれも我が家の本棚のどっかにあるはず。懐かしい~!
でも、記念館があるのは知らなかった。
それだけでも本書を読む価値あったかも?
竹中栄太郎記念館 山梨県甲府市湯村3-9-1
でも、著者はビブリオマニアや愛書狂とは違うので、ちょっと変わったクセのある女性による作品といった位置付けですね。お薦めはしませんが、悪くもないかと思います。
【目次】ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記(amazonリンク)
<ブンブン堂のグレちゃん>
ハタキを持つバイト
古本屋のお客さん
古書街の人々 初対面篇
古書街の法則 髪型篇
古書街の人々 独身篇
愛書家で有名なお客さん
古本屋の息子
グレちゃんの休日 熱い視線の古本屋篇
ジレンマ店長
あれしてこれしてなにする
ひゃっはらほほ
古本屋の法則 カップル篇
グレちゃんの休日 おトク篇
古書目録と女
グレちゃんの休日 三人の古本女篇
竹中英太郎記念館にて 招く道化師
古書街の人々 閑人篇
グレちゃんの休日 もわもわ篇
古書街の人々 火災訓練篇
"てれこてれこ"と"市"
古書目録製作
グレちゃんの休日 博物館篇
古本屋の法則 未整理本篇
バイトのあとで 寄り道篇
バイトのあとで 地下道篇
捨てないしあわせ
さまよえる月形さん
フランス語みたいな記憶
形を変える記憶
本が見つける
過ぎゆく時
グレちゃんの休日 見立て篇
発見の日
グレちゃんの休日 居酒屋篇
古書街の人々 即売会篇
モートルの貞
北へ...
「古本と少女」
はさまっているもの
回
猫がいれば
行くところ
行ってきます
「グ」の自分コレクション
ブンブン堂古書目録
旅先の古本屋さん
おまけ漫画 メーリーハムサファル
古本まつりの国
潜入!知られざる古書入札市会
ブンブン堂古書目録
<コラム・古本好み>
生田耕作/三月書房/竹中英太郎/古書目録/横溝正史の角川文庫本/古書情
報誌/田宮二郎/柳原良平/中井英夫
<コラム・大阪の古本屋さん>
矢野書房/汎書店/もっきりや/永井古書店/杉本梁江堂/天牛書店/書苑よし
むら/厚生書店+古書オフィス矢野/太田書店/阪急東書房/藤沢書店/ハナ書