神保町だから本に関係する話かというと・・・関係することもなくはないが、正直あまり関係ない感じです。
文人が愛した花柳街のお店のそれぞれを著者の好みで自己のエピソードや思い入れを加えつつ、書き散らした散文。そんな感じ。
本の本というよりは食べ歩き、飲み歩きの本に近いノリです。
コンセプトも実はそちらのようです。
あまりメジャーな食べ歩きの本には出てこないようなお店についても記述も多く、興味はそそられるもののわざわざ食べに行くほど美味しい店ではなさそう。
本書に出てくる文人も誰一人私知らないし、関心のある人もいないしねぇ~。
はてさて、文章は読みやすくて嫌いではないのですが、私の関心とはことごとく外れているような???
読んでても何も得るものはなし。時間潰しも飽きて、本書は途中で読むのを止めてしまいました。特に後悔なし。
【目次】
其ノ1 この人を巡りて
其ノ2 この町を巡りて
其ノ3 この本を巡りて
其ノ4 其ノ他
神保町「二階世界」巡り及ビ其ノ他(amazonリンク)