2007年06月14日

埼玉散策シリーズ~嵐山近郊2

埼玉散策シリーズ~嵐山近郊1の続き

比企西国札所二十八番

適当に道を行くと、こういうところに出たりします。比企西国札所二十八番。でも寺の名前を書いてあるものが見つからなくて、どこのお寺か分かりません?

住職のいない、祠だけのところのようです。巡礼の盛んな頃はきっと賑わっていたんでしょうね。たぶん・・・。

聖徳皇太子 聖徳皇太子

よく見ても分からないかもしれませんが、左側の像の足下に「聖徳皇太子」と彫られています。おそらく全国にはやった太子講とかの名残りかもしれません。田舎の神社仏閣を回っているとたまに、こういった聖徳太子の像があったりします。

隣には、聖徳皇太子の石碑ですね。

石塔

これは石塔でいいのかな? それとも宝塔?

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下の部分に、烏帽子のようなものを被って踊っているような猿が描かれています。

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たくさんあるお地蔵様の中で、目が止まったのはこのお地蔵様。か、かおが・・・なんかユーモラスで体とのサイズ比が狂ってませんか? 首だけ落ちてしまい、後から継ぎ足したのでしょうか。それにしても、ちょっと笑えてしまう・・・。

土蔵

これもしっかりと壁が塗り替えられていてピカピカしているような土蔵です。屋号も入ってますね、ハイ。

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これはお寺ではないのですが、普通のおうちの入り口なんですよ。なんかの山門みたい。実に立派な門でしょう。これだけで一つの建物になってるし・・・。地元の名士とかでしょうか。興味津々ですが、奥が見えないのでなんとも残念!

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ふらふらと自転車でぶらついていると、川が流れています。川沿いの道を行くと、新緑の緑がいっぱい。いやあ~、実に緑が濃いなあ。

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川原の鳥達

川原の方を見ると、鳥達がいます。羽に一筋入ったブルーが綺麗ですね。鳥さん達の名前はなんだろう?

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しか~し、のどか過ぎる風景だ。どんな田舎に住んでるんだ私は(笑)。

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時代は平成のはずだが、明治・大正からこの辺の風景は変わっていないのだろうなあ~。

鬼鎮神社

この川沿いの道から、ちょっと横道に入ると鬼鎮神社へと出る。鬼を神様として祀った神社でかつて大変な賑いであったが、神主(or 祢宜)が現在の方になってから、さびれる一方である。よせばいいのに、境内の樹木をほとんど全て切り倒してしまい、風情もなにもあったもんではない。今、この神社を訪れる度に、虚しさばかりが去来する。

私も往時を知っているだけに残念でならない。お祭りも全く活気がないようだ。町の観光課の方さえ、さじをなげているようなのが更に悲しい・・・。

続きは以下へ。
埼玉散策シリーズ~嵐山近郊3

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posted by alice-room at 20:23| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 【旅行 散策B】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいところにお住まいです。
楽しいですね。散歩を御一緒させていただいた気分です。
Posted by Seedsbook at 2007年06月15日 16:14
はい、おかげさまで自然には不自由しない場所かもしれません。ただ、残念なことに今年になってから、うちの裏にあった草むらが造成されて宅地とされてしまいました。現在、更地で購入者を待機中。
それはいいのですが、夏になると賑やかな虫の声が一切聞こえなくなりました。そして、今までは草むらが気温の上昇を抑えていてくれたことを初めて知りました。日差しがむき出しの地面に注ぎ、暑くてしかたありません。
失って初めて分かる自然の有り難さですね。人間ってやっぱり愚かなとこあるなあ~って自分を通して強く感じているこの頃です。
Posted by alice-room at 2007年06月15日 23:03
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