2017年04月02日

「コロボックルの世界へ」村上 勉 (著), 佐藤 さとる (監修) 講談社

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良かった!というよりも懐かしかった!
忘れていた子供の頃に読んで記憶と当時の感想・思いを一気に思い出しました。

確かに子供の頃、夢中になって読み、実際に近所の里山や空き地で同じような場所を持っていたことを思い出しました。コロボックルは見つからなかったけれど・・・。

本書は子供の頃に、図書館などで借りて読んでいたことが大前提になるのでしょうが、読んでいた人にとってはもう懐かしくてしかたないくらいの思いが沸き上がってくる本です。

改めてみると・・・もしかしたら、私は全部読破していなかったのかもしれませんね。
4巻か5巻ぐらいまでだったかも? 出版されるまで間の感覚がだいぶあいてますもんね!

一気に全巻大人買いしようかと思いました。
今はいったん、踏みとどまっていますが、遅かれ早かれ、買い揃えることは確実ですね(笑)。

そうそう、著者の佐藤さとる氏、つい最近亡くなられたばかりとか。
本書を読んで、ネットでいろいろと検索をしているうちに気付きました。

あと、一番最初は自費出版の100部だったとか。
そして、その復刻版があるってのも・・・。

そちらもなんか惹かれるんですよねぇ~。買ってしまいそう・・・買うのはいいのですが読むのかどうかがね?う~ん。

とにかく、子供の頃のあの感覚を一瞬、思い出すことが出来ました。
それだけでも本書は読む価値があったかと思います。

とりもちの木だっけ?
私もあちこちに隠れ家というか秘密基地をたくさん作っていたことを思い出します。
どっかに隠れ家が欲しくなりました(笑顔)。

いやあ~本書を読むまで完全に記憶から消し去ってました。
思い出せば、今でも心の奥底に抱くイメージとして強く&強く残っているのに・・・ネ。
これだから大人ってやつは・・・苦笑。
【目次】
コロボックルの暮らし
コロボックルの社会
全登場人物相関図
ものがたり全6話紹介と名場面
物語ができるまで(作者と画家から)
現代作家からのメッセージ
(梨木香歩・有川浩・重松清・中島京子・佐藤多佳子・上橋菜穂子)
コロボックルの世界へ (amazonリンク)
posted by alice-room at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説C】 | 更新情報をチェックする
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