
今ではあまり無くなってしまった、それこそ、絶滅しかかったような昔懐かしの食堂を紹介する本。
雑誌に連載されていたものを編集したよくあるタイプの食べ歩き本の一種。
何店かは知ってるし、行ったことのある店が出ていたが、ただ古くてそこそこ名が知られているだけで特に他のお店と比べて良いと思われるような点が無かったと思うようなお店が紹介されています。
実際、書かれている文章の内容も正直、そそられない。
私の感性には合わないなあ~。下町とかそういうのは嫌いじゃないし、どちからというと好きかもしれないけれど、無理にただ長く続いている店をヨシとして紹介しているってのがどうもねぇ~。
基本、惰性で書かれている(流している)文章です。
勿論、この手のものは逆にそういうのを求めているってのもあるんでしょうが、自分に合わないと苦痛です。
私には合わない本でした。
載っているお店にも行きたいとは思わないなあ~。
絶滅食堂で逢いましょう―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店(amazonリンク)