2017年07月03日

「哲学の歴史〈第3巻〉」中央公論新社

tetugakunorekisi.jpg結構前にこのシリーズの4巻(ルネサンス)を読み、出来が良かったので是非、このシリーズの中世哲学の巻を読もう、読もうと思っていたのですが、なかなか機会が無くて読まず自体でしたが、たまたま訪れた図書館で見つけたので読んでみました。

まずは関心のある部分からと「一二世紀の哲学」と「古典イスラームの哲学」を読んでみたのですけれどねぇ~。中世の文献は古代ギリシアやローマのものがアラビア語に翻訳され、それをまたラテン語に翻訳して・・・という経路を辿るから、イスラム哲学にもしっかり頁が割かれているのは当然、いいのですが・・・。

『一二世紀の哲学』がとっても不満だったりする。
そんなもんかなあ~? 新プラトン主義の光の形而上学とか、その辺も含めてシャルトル学派の自然主義的な側面とかもっと触れて頂きたかったりするんですけれど・・・。

シュジェールとかも出てくるんですが、全然物足りないっす!
否定神学とかの説明もちゃんとして欲しいなあ~。

あとはこれから「スコラ哲学とアリストテレス」「ボナヴェントラ」辺りを読んでつまらなかったら、もう読むの止めようっと。ただでさえ、積読本が山積みですしね。消化せねば・・・。

シリーズの4巻は面白かったですが、3巻は今のところ、つまらなかったです。
この値段を出して買う価値は無さそうです。

4巻だけ手元にあるから、まあ、いっか。
【目次】
総論―信仰と知の調和
アレクサンドリアの神学
アウグスティヌス
継承される古代
アンセルムス
ビザンティンの哲学
一二世紀の哲学
古典イスラームの哲学
スコラ哲学とアリストテレス
トマス・アクィナス
ボナヴェントラ
ラテン・アヴェロエス主義
ガンのヘンリクス
ドゥンス・スコトゥス
オッカム
エックハルト

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posted by alice-room at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 歴史B】 | 更新情報をチェックする
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