2017年07月30日

「データサイエンティスト」橋本 大也 SBクリエイティブ

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随分昔に通販会社でデータベース・マーケティングをやった後、今の職場でも顧客行動の分析やりつつ、一応、移動後の部署もデータ分析が絡む職場ではあるものの、昨今、話題のバズワード(?)ぽいのを少し知識だけ入れておこうと手に取った本。

去年、ムック形式で同じようにデータサイエンティストの特集したのも読みましたが・・・大阪ガスの例とかね。あまり内容無かったので、少しは内容膨らんできたかなあ~と思ったのですが・・・。

まあ、時間経っても変わり映えしません!
データ分析というスキルを持った現場を知っている人で、且つ他部署や外部の会社と協業していける人物が理想的、な~んて当たり前過ぎることをもっともらしく書いているだけの本です。

幾つかの例示をして説明してますけれど、通販のRFM分析なんて何十年前の話かよって、感じです。
その辺は実際に私が通販会社でマーケティング部の部長をやっていた時でさえ、基本はその通りですがその数倍工夫を凝らした分析をしてましたし、実際に売上増・利益増を達成してましたよ~。

逆に言うと、本書に挙げられている例はすべてが教科書通りの大昔の典型例の寄せ集めで、著者独自の発想やノウハウなんてものは一切付加されていません。

端的にどっかに書かれた内容のコピペ集、まとめサイトレベルです。
読む価値無しの本かと。新書の入門書にしても、あまりにも手を抜いているなあ~という感じです。
【目次】
はじめに
第一章 データサイエンティストとは何か
第二章 データサイエンティストならこう考える
第三章 分析のツボを理解する
第四章 データで語るトレーニング
第五章 時代を変えるビジネスの担い手になる
おわりに
データサイエンティスト データ分析で会社を動かす知的仕事人 (SB新書)(amazonリンク)
posted by alice-room at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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