2018年01月08日

「ゼロからわかる「戸建賃貸」入門」近藤 昭 ダイヤモンド社

昨年から不動産投資の勉強の一環として継続している情報収集としての読書。
従来の税金対策からのアパート・マンション建築。サブリース契約の問題。そういったものを的確に指摘しているのは不動産投資の本としては少数派。

東洋経済やダイヤモンドなどの経済紙では既によく採り上げられているが、その辺を本として率直に問題点として指摘している。

本書ではその一方で従来のアパート・マンション賃貸ではなく、戸建賃貸を推奨している。
著者がその手法で会社を大きくし、上場させたぐらいなのでまあ、話半分にして聞くべき内容かもしれませんが、それらを割り引いても戸建賃貸というのは、面白いと思いました。

一定期間経過したら、その時点での状況次第で出口戦略を変更し、売却(投資家、実需)、継続賃貸等、自由に考える。柔軟な姿勢は、やはり参考にしたいところかと。確かに、必要に応じて戸建ては解体して、新しく立て直してもいいし、駐車場にしてもいいし、そのままリフォームするってのもありだしね。

ただ・・・実際の投資としてはまだまだ先かなあ~。
当分は高止まりの価格なので、地価が暴落するまでは現金抱えて我慢ですねぇ~。
不動産会社が倒産し始めるぐらいまでは手を出せないかなあ~っと。

でも、新しい視点が入って、良い刺激になりました。
【目次】
はじめに-土地資産活用の環境が激変した
第1章 -間違いだらけの土地資産活用
第2章 -なぜ、戸建賃貸が「突破口」になるのか?
第3章 -戸建賃貸が相続対策に強い理由
第4章 -戸建賃貸の成功事例、具体的なパターン
第5章 -戸建賃貸にもあるリスクをどう回避するか?
おわりに-愚直なオーナーが結局たどり着く戸建賃貸



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posted by alice-room at 22:10| Comment(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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